2015年12月6日のブックマーク (5件)

  • 仲間を殺す動物がいかに共存するか 『ヒトの本性』

    安保反対のデモをやっている人々は、安倍政権は「戦争法」でアジアを侵略する悪い集団だが、中国北朝鮮は平和を愛する国なので、集団的自衛権はいらないと思っているらしい。しかし書もいうように、ヒトは同じ種を殺す唯一の動物であり、「仲よくしよう」というだけで仲よくすることはできない。 これが「攻撃能」によるものかどうかについては、いまだに決着がついていない。たとえば男が格闘技や球技に興奮するのは遺伝的な攻撃衝動だという説もあるが、殺人の痕跡が確認できる最古の人骨は40万年前だ。これは人類の600万年の歴史の中では最近の出来事なので、もともと他人を殺す能をもっていたとは考えられない。 殺人が増えるのは、武器をもつようになってからだ。牙も角もないヒトが他人を殺すことは困難だが、石器が発達すると、獲物を殺すのと同じように他人を殺してえることをヒトは発見した。これは合理的な行動なので、そのための衝

    iloveny12
    iloveny12 2015/12/06
  • 人類は殺し合いを続けてきた - 『暴力の人類史』

    「イスラム国」による残虐行為は、世界の現実を平和ボケの日人にあらためて思い知らせた。人類の200万年の歴史の中では彼らが普通で、現代の日人はきわめて例外的な時代に生きているのだ。40年前に人類学者が発見し、20年前に考古学者が提唱した「人類は石器時代から殺し合いを続けてきた」という仮説が、いま社会科学を大きく変えようとしている。 書はこの仮説を心理学者が実証データで詳細に実証したものだ。図(クリックで拡大)の最上段が先史時代の戦争による死亡率で、人口の最大60%にのぼる。最下段が現代で、第2次大戦の死者でも世界の人口の2%程度だ。このように時代や文化圏によっても大きく違うが、近代以前の人類は平均して15~20%ぐらいが戦争で殺されていたと推定される。 この比率は成年男子ではもっと高く、半数近くが戦死した社会も珍しくない。つまり数百年前まで、人間の最大の死因は殺人であり、われわれは史上

    人類は殺し合いを続けてきた - 『暴力の人類史』
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    iloveny12 2015/12/06
  • 「『日本人を殺せ』と国内で言っても差別でない」発言で大論議 在日訴訟の女性弁護士ツイートに異論も続々

    ヘイトスピーチ関連訴訟で在日韓国・朝鮮人側の代理人をしている弁護士が、「『日人を殺せ』と国内で言っても差別でない」とツイッターで発言して、大きな論議を呼んでいる。 発言したのは、京都市内に事務所がある上瀧(こうたき)浩子弁護士だ。上瀧氏は、ヘイトスピーチ問題で朝鮮初級学校側の弁護団に加わったほか、在日韓国人のフリーライター女性が名誉棄損だとして起こした訴訟で代理人をしている。 「在日の人たちが被支配的地位にあるから」と説明 きっかけは、あるツイッターユーザーが2015年11月24日、マイノリティからマジョリティへの攻撃は単なる罵倒で差別でないという反レイシスト側からの発言に疑問を呈したことだった。 これに対し、上瀧氏は、人種差別撤廃条約にある人種差別の定義で、マイノリティがする攻撃は差別でないと解釈できる内容が書いてあるとツイッターで説明し、「重要なのは、被支配的地位にあるということだ」

    「『日本人を殺せ』と国内で言っても差別でない」発言で大論議 在日訴訟の女性弁護士ツイートに異論も続々
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    iloveny12 2015/12/06
  • サムスン、アップルに675億円の賠償金支払いへ : ニュース30over

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    iloveny12 2015/12/06
  • 日本は「猪木をバカと笑える社会」ではなくなった --- 天野 貴昭

    今回は「社会はどこかで戦っていないとかえって平和を維持できないのだ」という話をさせて頂きます。 1980年代末から90年代にかけ、ベルリンの壁崩壊を始めとする東西冷戦への運動が活性化し、人々は戦争のない平和な社会な未来を待望しました。しかし冷戦後も世界から戦争の火種が消える事はなく、地域によってはむしろ紛争は激化して行きました。 元ロンドン大学教授のシャンタル・ムフはこの社会状況を冷静に分析し「調和的・同質的な民主主義は正反対の全体主義に転換される危険が高い」と指摘し「民主主義には調和よりむしろ衝突こそが重要である」と訴え、「闘技的民主主義」という理念を提唱しました。 ムフの主張を支持し、「わら人形劇団」という人形劇を企画する「AYKK」というチームがあります 彼らは毎回様々な人からのインタビューを基に「呪いたい存在」をモチーフにしたコミカルな藁人形劇を上演する事で、様々な社会問題の昇華・

    日本は「猪木をバカと笑える社会」ではなくなった --- 天野 貴昭
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    iloveny12 2015/12/06