パブリッシャー(メディア)の抱える課題「アドテクノロジー」の文脈で語られる近年のディスプレイ広告の変革は、広告主や広告代理店、それらが利用するDSPなどのいわゆるデマンドサイドと呼ばれる購入側の進化を示すことが多いと思います。 RTB(リアル・タイム・ビッディング)と呼ばれるように、リアルタイムでインプレッションを取引し、パフォーマンスに合わせて運用が可能なプログラマティックバイイングは、それまで固定の CPM での取引が基本となっていたディスプレイ広告に消極的な態度を取ることが多かった、ダイレクトキャンペーンを重視する広告主を中心に広まることで、短期間で大きな市場を形成してきました。 一方で、ディスプレイ広告がパブリッシャー(メディア)の文脈で語られることは相対的に少ないように思います。 ブログやソーシャルメディアの一般化、ユーザー側のデバイスやネット接続環境の進化もあって、取引単位であ
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