2023年4月6日開催「SORACOM UG Online #16 ~SIMの日イベント~」で、ソラコム今井(factory)が発表した資料です。
みなさん、こういうデバイス使ってIoTしたことありますか? soracom.jp これはUSBドングルタイプのセルラーモデムで、例えばラズパイやPC、Macに接続することでそれらのコンピューターにセルラー通信上でのIP通信を実現可能にしてくれます。使ったことある方はわかると思うんですが、このデバイスはpppインターフェイスとしてOSに認識されます。が、実はSORACOMはppp方式での接続を提供していません。このことは下記のドキュメントのPDP Typeが「IP」となっていることからわかります。PDP Typeとはパケット接続の認証方式のことで、IPもしくはPPPという2つの方式があり、SORACOMはIP方式のみを採用しています。他の多くのキャリアも同様です。 参照元: SORACOM Air for セルラーの利用を始める: STEP 3: デバイスを設定する (APN 設定 / ロー
こんにちは。ソリューションアーキテクトの今井です。ニックネームはfactoryです。 このブログではSORACOM Gateというサービスを利用して、デバイスとクラウドの双方向通信が可能なネットワークを構成する際に、クラウド側のエンドポイントになる “Gate Peer” を冗長化して、障害に強いネットワークを作る方法を解説します。 具体的な方法を紹介しているため、TCP/IPネットワークの基礎知識を持っている前提での解説も含まれます。ネットワークエンジニアの方に、特にご覧いただきたい内容です。 SORACOM Gateとは? SORACOM Gateをざっくり説明すると「クラウド上のサーバーやルーターを、IoT デバイスと同じLAN(L2 ネットワーク)に所属させる」ということができるサービスです。例えば172.16.0.0/16というネットワークにデバイスとサーバーの双方を所属させるこ
この記事では、SORACOM Air for セルラーやSORACOM Arcで接続されたデバイスとクラウドアプリケーションの間の通信について考えてみます。 なお、わたしはこれを書いている2021/12/16現在、株式会社ソラコムで働いていますが、この記事内に出てくるソラコムの仕様についてはすべて外部から観測可能な話に基づいて書いています(のはず)。 ちなみにこの記事は株式会社ソラコム Advent Calendar 2021の19日目の記事です。 デバイスとクラウドの通信にはどんなものがある? IoTアプリケーションにおける通信のユースケースとしては以下のようなものがあげられます。また、これらを組み合わせたアプリケーションも考えられるでしょう。 テレメトリ デバイスからクラウドに対してデータを送信する。スマートメーターのように数時間おきから数日おきに長いインターバルで定期送信するもの、ロ
仕事でCANを扱うことになりそうだったので予習を兼ねて自分の車の位置情報とエンジンの回転数、速度をクラウドにアップロードして可視化してみるというのをやってみた。 作ったものの全体像は以下のようなイメージ。クルマに載せるデバイス(canduinoと命名)はエンジンの回転数と速度をOBD2コネクタ経由でCANから、位置情報をGPSモジュールから取得し、Unified Endpoint経由でSORACOM Harvestに格納し、SORACOM Lagoonで可視化している。間にSORACOMが提供するバイナリパーサーという機能を挟むことによって、canduinoから送信されたバイナリをJSON化している。 デバイスの見てくれはこんなかんじ。クルマのUSBコネクタから電源をとっていて、DB9はOBD2コネクタにつながっている。LTEのアンテナの先っぽにGPSモジュールを巻きつけているのは、いちば
SORACOM Advent Calendar 2019の12/19の記事です。一年に1回、この時期にだけブログを書いている気がします。 qiita.com もともとは「ぼくのかんがえたさいきょうの再送ロジック」というタイトルで、IoTデバイスとクラウドの間でやりとりされるメッセージの再送ストラテジの話を書こうと思っていました。 例えばデバイス -> クラウド方向に関して言えば、Raspberry Piのような比較的リッチなデバイスであれば、データ送信失敗時や通信がオフラインの時にはプログラム内のバッファやファイルシステム上にデータを保存しておいて、Availableになったらリトライすることが容易ですが、(基板として)ArduinoやWioLTE、M5Stackなどのマイクロコントローラでは、取りうる選択肢が非常に狭くなります。また、そもそもどうやってデータ送信失敗を検知するんだっけ?H
みなさんこんにちは。ソラコムのasakoです。 先日(9月26日)オフィスハッカソンというイベントを開催したのでレポートしたいと思います。 こんなオフィスで働いています オフィスハッカソンとは オフィスハッカソンとは文字通り、オフィスに関連したハッカソンです。ハッカソンについて調べてみるとこんな記載がありました。 ハッカソン(英語: hackathon 、別名:hack day ,hackfest ,codefest )とはソフトウェア開発分野のプログラマやグラフィックデザイナー、ユーザインタフェース設計者、プロジェクトマネージャらが集中的に作業をするソフトウェア関連プロジェクトのイベントである。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』) 一般的にはエンジニアが集中してソフトウェア開発に関する作業をするものを指すようですが、ソラコムではセキュリティ周りの情報整理など
こんにちは、カタツムリ系です🐌 たまたまチェックしたYouTube投稿。なんと1500万再生。なんか冷めたスタンスで、変に肩に力が入っていないのは、魅力かも。 ————————————————————————— 【目次】 かつての岩井俊二監督のyen townテイスト 本投稿のタイムライン 川崎市URL いくら町興しとはいえ、こうい運河アウトロー的アプローチをとれる街は少なそう 最後に ————————————————————————— かつての岩井俊二監督のyen townテイスト 川崎市は(いろいろ意見はあると思いますが)、やや郊外のイメージ。工業地帯のイメージ。しかも、そんなにお行儀がよいイメージはありません💦 だからこそ、こうした映像でのプロモーションにつながっていると思います。 どこか、アウトローなテイスト。 きっと、よく見かけるけど、どこでもない街というテイストが魅力?!
IoT と時系列データと Elasticsearch Data Pipeline Casual Talk Vol.4 株式会社ソラコム ソリューションアーキテクト 今井 雄太Read less
Distributed computing (Apache Hadoop, Spark, ...) Advent Calendar 2016の12/25分です。もともとYARNのApplication Timeline Server v2について書こうと思っていたのですが、気が変わってHadoopとS3の関係性について書いていこうと思います。もし期待していた方がいらっしゃったらごめんなさい。(ATSについては機会があればまた書きたいと思います。) 背景 S3について書こうとおもったのは、下記のような仕組みを作っている中でいろいろ思うところがあったからです。 システムがS3に吐き出す様々なログ、データやメトリクスをZepplinで可視化するための仕組みです。永続化したいデータはS3にしか置かず、SparkやZeppelinなどのコンポーネントはステートレスかつ拡張、もしくは別の計算フレームワ
2016年3月1日(現地時間)、OpenSSL プロジェクトは脆弱性の愛称「DROWN」や「CacheBleed」を含む8件の脆弱性情報を公開し、これら影響を受けるものの修正を行った最新版をリリースしました。ここでは関連情報をまとめます。 脆弱性情報概要 注意喚起 OpenSSL の複数の脆弱性に関する注意喚起 - JPCERT/CC SSLv2 DROWN Attack - US-CERT OpenSSL Projectの公開情報 Forthcoming OpenSSL releases OpenSSL Security Advisory [1st March 2016] OpenSSL version 1.0.1s published OpenSSL version 1.0.2g published An OpenSSL User’s Guide to DROWN 2016年3月1日公
昨日書いたSpark and YARNで、下記のようなことを書いたので少し検証してみた。 YARNで強化するSparkのセキュリティ対策 Spark自体が提供するセキュリティ対策のほかに、YARNのCapacity Schedulerを使うことによって、RMに対してアプリケーション登録時に認証をかけることができるようになる。ちょっと時間切れになってきたので、詳細はまたあとで追記。 YARNのスケジューラが持つキュー YARNのCapacity SchedulerとFair Schedulerはアプリケーションの登録を受け付けるキューをもっており、これらはUNIXユーザー/グループベースのACLを掛けることができる。このことによりSparkアプリケーションを実行するユーザーごとにアプリケーションの登録可否を制御できる。Capacity Schedulerの場合、複数のキューを持つことができる
SparkとYARNについて書きます。テーマ的にインフラストラクチャについての話が多くなると思います。 SparkとHadoopの関係性 SparkはHadoopクラスタへの依存はしていない。(ただし、ややこしいのだがHDFSやYARNのクライアントライブラリへの依存はある)なのでHadoopなしでも動かすことができる。しかしそれでもHadoopと一緒に動作させることが多いのは以下の理由による。 クラスタマネージャとしてのYARN Sparkはアプリケーション(厳密にはSparkアプリケーション)ごとに下記のようなクラスタが構築される。Driver Programと呼ばれる、SparkContextオブジェクトを持ち、アプリケーションコードの主要部分を実行するアプリケーションのマスタコンポーネントと、RDDに対するオペレーションを実行するExecutor群。そして、Driver Progr
New — File Release for Amazon FSx for Lustre Amazon FSx for Lustre provides fully managed shared storage with the scalability and high performance of the open-source Lustre file systems to support your Linux-based workloads. FSx for Lustre is for workloads where storage speed and throughput matter. This is because FSx for Lustre helps you avoid storage bottlenecks, increase utilization of compute
Amazon Machine Learning Meet-up with ハンズラボ事務局 お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません 本イベントでは、アプリケーション・デベロッパー向けの機械学習ハッカソンで作成いただいたスマートアプリケーションを、ハッカソンご参加者から発表いただきます! 機械学習を使ったスマートアプリケーションにご興味がある方、これから自ら機械学習を使ったスマートアプリケーション作りに挑戦してみたい方、ハッカソンで作成されたスマートアプリケーションを参考にされたい方は是非ご参加ください。 ハッカソンの成果についてはハンズラボさまに審査いただきますが、Meet-upに参加されるオーディエンスの方々にも審査いただく予定です。 また、Amazon Machine Learningを使ったスマートアプリケーション作りに
インターネットサービスを想定した理想を書いてます。 エンジニアリングに特化した話ではなく、アイディアを思いついてからリリースするくらいまでの浅く広い話で、個人的な趣向であり、組織や環境によっては合わないかもしれません。 とりあえず、リーン・スタートアップとアジャイルサムライ−達人開発者への道−は、すごくいい本で勉強させていただきました。 アイディアを整理します 実現したいアイディアが解決するユーザプロブレム、提供する価値を整理します。 例えば、 ● ユーザプロブレム: お腹いっぱい美味しいものを食べたい! ● 提供する価値 : 安くて美味しくて腹持ち良い食べ物屋さん アイディアの簡単なペルソナを想像します ペルソナとは提供するサービスの一番の顧客になってくれる人の人物像です。 例えば、 G太、小学1年生男児。体重40kg。 頭はおにぎりのような形をしており、10円ハゲがある。 小学校では
対象 機械学習を活用したアプリケーション構築に興味があり、Amazon Web Services(EC2、S3、RDS/MySQL、Redshift、EMRなど)を利用したことがあるアプリケーション・デベロッパーの方々 注意事項 >本イベントのレギュレーション、利用するデータと構築いただくアプリケーションのテーマ、Amazon Machine Learning概要説明および同サービスの使い方については、主催者側より説明致しますが、アイディアソン・ハッカソンは参加者/チームにて進めていただく形式となりますので、利用するPCは各自ご持参ください >任意のチームで参加される場合は、代表者がお申し込みください。(ただし、お申し込みサイトにて、ご参加者人数およびお名前/会社名をご記入ください) >Amazon Machine Learning以外のサービスは説明いたしませんが、主催者側にてテクニカル
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