立憲民主党内で9日、安倍晋三元首相の国葬への出欠を巡り、執行役員については欠席論が強まった。立民は、法的根拠がないとして国葬に反対の立場。来週前半、国葬の問題点を政府に文書でただし、回答を踏まえて判断する。一方、岡田克也幹事長は執行役員以外の議員の対応に関し、自主判断に委ねる考えを記者団に示した。 党幹部は「国葬に反対する世論がこれだけ強い以上、役員は出席しにくい」と述べた。執行役員は泉健太代表や岡田幹事長ら9人。 党は9日、幹事長名で出欠に関し「個々の判断を尊重する」との文書を各議員に送付。蓮舫、辻元清美両参院議員は欠席の意向をツイッターで表明した。