赤穂市民病院での医療事故の経緯を説明して謝罪する牟礼正稔市長(中央)ら=兵庫県赤穂市中広の同病院で2022年6月28日午後4時6分、喜田奈那撮影 2024年9月4日、神戸地方裁判所姫路支部で実施された医療事故の証人尋問がいくつかのメディアで報道され物議を醸しています。これだけ注目されているのは、尋問を受けたのは、兵庫県赤穂市の病院で8件の医療事故(うち3件は死亡事故)に関わったとされ、次に勤務した大阪市の病院で必要な処置をせず患者が死亡したとして遺族に訴えられ、さらにその次に就職した大阪府吹田市の病院での勤務態度がメディアで報道され病院が声明文を出すにいたった、いわば渦中の医師だからです。先日はこの医師によって繰り返された医療事故が、関西テレビのニュース番組でも取り上げられ議論を呼びました。この番組ではこのような医師を避けるための方法として「セカンドオピニオンが有効」とされていました。しか