「TIPS:WAVEサウンド(.wavファイル)を再生するには?」では、Windows標準のサウンド・ファイル形式として採用されている「WAVE形式ファイル」(以降、.wavファイル)のサウンドを簡単に再生する方法を紹介した。具体的には、SoundPlayerクラス(System.Media名前空間)のPlaySyncメソッドを呼び出すことで.wavファイルを再生する。 このPlaySyncメソッドは(「Sync」というメソッド名からも分かるように)同期呼び出し用のメソッドなので、再生が完了するまでコードの実行が先に進まなかった(=同期的な再生)。だが、SoundPlayerクラスには、PlaySync以外にもメソッドが提供されており、非同期で呼び出して、ほかの処理の実行中にそのバックグラウンドで.wavファイルを再生したりすることもできる(=非同期的な再生)。 本TIPSではその非同期的