以前、Raspberry Pi PicoをRaspberry Pi デバッグプローブとPlatform IOを使ってデバッグする方法を紹介しました。 今回はRaspberry Pi PicoとAndroidスマートフォンを使って簡易的なオシロスコープを構築してみたいと思います。 Raspberry Pi Picoとは # Raspberry PiシリーズはARMプロセッサを搭載したシングルボードコンピュータです。 最近発売された最新モデルはモデル5でしょうか。 モデル5やモデル4はHDMI端子やUSB端子、microSDカードスロットなどを備えており、microSDカードにOSをインストールすればそのままPCとしても利用可能な高性能シングルボードコンピュータです。 それに対して「Raspberry Pi Pico」は以下のような外観をしており、ESP32やArduino Nanoのような組
Raspberry Pi財団が独自に開発したARM Cortex M0+デュアルコアのRP2040マイコンを搭載した開発基板です。C/C++およびMicroPythonで開発が可能です。既存のRaspberry Piとは異なりLinux OSは搭載できませんのでご注意ください。 USBケーブルやピンヘッダは付属も実装もされておりませんので、別途お買い求めください。 ピンヘッダはんだ付け済を発売しました。 C/C++ SDK、もしくは公式に提供されているMicroPythonインタプリタを使って開発が可能です。本製品および搭載しているRP2040マイコンチップの技術資料も用意しています。 MicroPythonはPython 3ベースの組み込み用プログラミング言語です。USBをPCに接続すると表示されるドライブ(マスストレージ)にドラッグアンドドロップすることでプログラムを書き込むことができ
IDEインストール(Windows Win 7 and newer) まず、基本となるIDEをインストールする必要があります。以下がインストールされます。 Arduino IDE Arduino UnoなどのAVRアーキテクチャ向けのコンパイラなどのツールチェーン また、ここでは、ArduinoをPCに接続して動作確認する方法も紹介します。 公式ボード追加インストール(Arduino Dueなど) Arduino Dueなどの、Arduinoが公式にサポートしているAVRアーキテクチャ以外のアーキテクチャのArduinoを利用するためには、ツールチェーンを追加インストールする必要があります。 サードパーティ提供ボード追加インストール(ESP-WROOM-32など) ESP-WROOM-32などの、サードパーティが提供しているアーキテクチャのハードウェアを利用するためには、ボードマネージャの
setting.json "arduino.additionalUrls": [ "https://github.com/earlephilhower/arduino-pico/releases/download/global/package_rp2040_index.json", "https://raw.githubusercontent.com/espressif/arduino-esp32/gh-pages/package_esp32_index.json" ], “arduino.additionalUrls”に、後述のボードに記載してある追加のボードマネージャのURLを記述します。 複数のボードURLを指定する場合は、コンマで区切ります。 上記は、Raspberry Pi Pico/RP2040、ESP32(安定リリース)の追加のボードマネージャのURLの記述例です。 サードパ
Arduino IDEでRaspberry Pi Picoのマルチコアが動いたので,そういえばESP32もデュアルコアだと思い出し,久しぶりに触り始めました。 ところが,Arduino IDEからESP32へのプログラムのダウンロードがうまくいかず,結局IDEのESP32用のボードマネージャの削除・再インストールでなんとかなった顛末のメモです。 IDEからのプログラムのダウンロード中にエラーが出る ・ESP32以外のMPUでは問題なくダウンロードできる ・ESP32はCOMポートからデバイスとしてIDEに認識されている ・ESP32がプログラムのダウンロードモードになっているのも確認できる ・エラーメッセージではダウンロードプログラム関連の異常らしい,,, ・ボードマネージャのファイルがどこか壊れている? ということで,ESP32のボードマネージャの削除・再インストールをしようと始めたので
本日Arduino IDEのボードマネージャを開いたら、ESP32のボードライブラリが消えてしまい、コンパイルできなくなってしまいました。 現在は復旧しています。 原因、対策をメモとして残しておきます。 ライブラリの実体は存在するが、IDEが認識できなくなる arduino-esp32の安定版が更新されて1.0.3になったという情報を見つけたので「ほほぅ…」とか思ってボードマネージャを開いたのが今日(2019年9月26日)の午前11時ごろです。 いつもなら「インデックスを読み込んでいます……」的なメッセージが出てさっとボード一覧が現れるのですが、今日はなかなか現れず、現れたかと思ったら一覧からESP32が無くなっていました。 もちろん、コンパイルするボードを選ぶ一覧の中にもありません。 コンパイルできんやん……(;´Д`) ボードマネージャからインストールしたライブラリはデフォルトでは、C
ESP-WROOM-02にハマっています。より新しいのが出ているようですが、Blutoothはまだ要らないので見送っています。 大量生産するわけでもないのに、スイッチサイエンスの開発キットで飽き足らず、単体のESP-WROOM-02とシリアル変換モジュールを購入しました。これらを使ってプログラムを書き込んでから単体を稼働させるところまでを実施したときのメモです。 環境 ESP-WROOM-02単体 ピッチ変換用基盤シンプル版 レギュレーター LP2950 3.3 Mac OS X 10.11 (El Capitan) Arduino IDE 1.6.8 実験 プログラムを書き込む準備 Anduino IDEでの準備。(つまりパソコン側での準備) 以下のサイトを参考にした。 尚、Macの場合は、シリアルポートは、USBシリアル変換モジュールがUSBに挿さっていないと 表示されないので注意。
ESP32は,Espressif Systems社が開発したWiFi/Bluetooth接続できる安価なマイコンです.プログラミングは,C/C++言語ライクなArduino言語やMicroPython等で行うことができます. ここでは,ESP32で動作するArduino言語のプログラミングをするツール,ESP32に実行プログラムを書きこむツールとして,Arduino IDEのセットアップ方法を紹介します.なお,本例ではESP32-DevKitCを使用します. ・下記のサイトより使用する開発用PCのOSに対応するUSBドライバー(CP2102)をダウンロード,インストールを行います. 本例では,Windows版の「CP210x Windows Drivers」をインストールします. https://jp.silabs.com/developers/usb-to-uart-bridge-vcp
Arduino IDE 1.8.XからESP-WROOM-32を操作するための、追加ソフトウェアをインストールする方法です。Espressif Systemsが提供している、Arduino core for the ESP32を利用します。ここでは、Windows10(64ビット版)にインストールする場合の操作を紹介します。 Arduinoソフトウェアのボードマネージャを利用してインストールする方法 開発リポジトリ(github)からインストールする方法 Arduino core fore the ESP32のInstallingのページによると、ボードマネージャを利用する方法を推奨しているようです。 We recommend you install the support using the Boards Manager, but other options are available
build_type = debug ; esp32_exception_decoder のために必要 monitor_filters = esp32_exception_decoder, time, log2file 各フィルタの役割は以下の通り: esp32_exception_decoder: 例外発生時のスタックトレースを人間が読める形に変換 time: 受信時刻を表示 log2file: シリアル出力を logs/device-monitor-*-*.log に保存 実際の出力はこんな感じになる。スタックトレースの有り無しでデバッグの効率は雲泥の差なので、esp32_exception_decoder は必ず有効にしておきたい。 02:48:09.763 > Guru Meditation Error: Core 1 panic'ed (LoadProhibited). Exce
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