「生産消費者(プロシューマ−)の復活」 トフラーは「第一の波」(農耕社会)から「第二の波」(産業社会)において非金銭経済が金銭経済へ取り込まれていくのとは逆に、「第三の波」(知識社会)において生産消費者(プロシューマー)が復活するという。 ある程度の豊かさが築かれ情報化が進み、知識集積型の社会になることで消費者が生産することが容易になっている。たとえば病気の例で言えば、金銭経済で孤立した個人でも、軽い症状であれば、ネットで検索する、掲示板で相談するなどによって、わざわざ医者に行かなくても症状と対処法を知り実践することができるようになる。 ネットの発達によって、アクセスできる大量の情報が蓄積され、安価で簡単な生産消費活動労働で有用な情報を入手し対処できる。またネット上に自らの体験情報を提供することで、社会全体の生産消費活動の生産性が飛躍的に向上する。 さらにこのような「生産消費者の復活」は、
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