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文学に関するimaokazukiのブックマーク (9)

  • 石原慎太郎の目指すもの「嫌悪の狙撃者」 - 深町秋生の序二段日記

    とある仕事で、話題の人物・石原都知事のを読み返していた。 石原慎太郎の小説は、肌にあうものが少なく、代表作のひとつ「太陽の季節」も、「どうです! 若者らしいでしょう!」という押しつけがましさが嫌だった。 もっとも昔の青春小説なのだから、そう感じるのもしょうがないけれど、「太陽の季節」に限らず、まず既成モラルへの挑戦というテーマうんぬんの前に、ヨット、ボクシング、モーターボート、ナイトクラブ、親分の息子とつるんで豪遊とか、体育会系で友人自慢な感じが鼻持ちならず、なにかといえば金持ち大学生であったりとか、職業が医者という設定なども気にわなかった。「ヨットなんか知らねえよ、タコ!」というか。 もうひとつの代表作・長編「化石の森」にしても、長すぎて読めなかったが、とにかくドストエフスキーがやりたかったんだろうなあと思った覚えがある。 そんなわけで合わない作品が多いけれど、数年に一度は読み返して

    石原慎太郎の目指すもの「嫌悪の狙撃者」 - 深町秋生の序二段日記
    imaokazuki
    imaokazuki 2010/12/13
    嫌悪と隣人愛、文学的には似てる気もするけど、断然、隣人愛でお願いします!
  • ご飯を作り、お掃除をすることの英雄性 - 内田樹の研究室

    午から取材。BPという雑誌の村上春樹特集。 村上作品はどうして世界的なポピュラリティを獲得したのか、という問いに対して、「ご飯とお掃除」について書かれているからであろうとお答えする。 世界中、言語や信教や生活習慣がどれほど違っていても、人々は「ご飯を作り、掃除をする」ということにおいて変わらない。 いずれも人間にとって質的な営みである。 「ご飯を作る」というのは、原理的には「ありもの」を使って、そこから最大限の快楽を引き出すということである。 金にものを言わせて山海の珍味を集め、腕のいいシェフに命じて美を誂えさせるというのは「ご飯を作る」という営みの対極にある。 「ご飯を作る」というのは、人類史始まって以来のデフォルトである「飢餓ベース・困窮ベース」に基づいた営みである。 その基は「ありものを残さず使う」、もっと平たく言えば「えるものは何でもう」である。 村上春樹作品には「ご飯を

    imaokazuki
    imaokazuki 2009/06/26
    "これは「宇宙を浸食してくる銀河帝国軍」に対して、勝ち目のない抵抗戦を細々と局地的に展開している共和国軍のゲリラ戦のようなも"
  • 「こんな勝間和代を見た」で始まる『勝間和代十夜』が盛り上がっている: ネット海

    「こんな勝間和代を見た。」で始まる『勝間和代十夜』が盛り上がっている。何が面白いのかというと勝間和代氏の著書をネタにしたリレー作品であること。 ■[ぼんやり童話]勝間和代十夜(ぼんやり上手)第一夜 ■勝間和代十夜(石版!)第二夜 ■勝間和代十夜(青色28号)第三夜 残り七夜も楽しみです。 ラスト第十夜は人にエントリーしたりして。 [追記]2009年6月17日 ■勝間和代十夜(石版!)第四夜 ■関連記事 ・子飼弾さんと勝間和代さんの読書術(ネット海)

  • 村上春樹「1Q84」を読む前に知りたい本当の1984

    ネタバレなどはありませんので、安心してお読みください。 あっという間に100万部を突破した村上春樹の「1Q84」。 その舞台は当然1984年なわけですが、 1984年ってどんな年だっけ?と思い出そうとしても 曖昧でなんとなくしか思い出せません。 というわけで、何があって、何がなくって、何が流行ってて、 1984がどんな年だったのかをざっくりとまとめてみました。 バブルへ向かう80年代前半 ドラえもんとかガンダムとか金八先生とかが放送され、 ジョンレノンが殺された1980年。 ひょうきん族が始まり、千代の富士が横綱になり、 寺尾聰の「ルビーの指環」がヒットした1981年。 ホテルニュージャパン火災、ジェット機逆噴射と 大きな事故がつづいた1982年。 東京ディズニーランドがオープンし、ファミコンが発売、 大韓航空機が撃墜され、三宅島が大噴火した1983年。 石油ショックから立ち直りながら、

    村上春樹「1Q84」を読む前に知りたい本当の1984
    imaokazuki
    imaokazuki 2009/06/24
    本当の1984年・・
  • 1Q84 読書中 - 内田樹の研究室

    『1Q84』読書中。 もったいないのでちびちび読んでいる。 何誌からか書評を頼まれたが、最初に『週刊文春』の山ちゃんからを送ってもらってしまったので、渡世の仁義上、あとはお断りする。 ぜんぶにそれぞれ違う内容の書評を書くというのも考えてみると楽しそうであるが、遊んでいる暇がない。 まだメディアでは書評が出ている様子がないけれど、みんなどうしているのだろう。 私はひたすら「ゆっくり」読んでいるので、今 Book 2 の中程である。あと4分の1しか残っていない。 子供の頃には、面白いを読んでいて、残り頁がだんだん減ってくると「ああ、楽しい時間もあとわずかだなあ」と悲しくなった。 どこか「ダレ場」が来たら、そこで読むスピードを落とそうとするのだが、それがないのが「面白い」の面白い所以であって、結局、「あああ」と言っているうちに最後まで一気に読んでしまうのである。 そういう残り頁数が減ってく

    imaokazuki
    imaokazuki 2009/06/06
    そう言えば自分はここ数年「記憶の捏造」を人生のテーマにしていたな、というのは、記憶の捏造ではないはず・・
  • 「明治の文豪」はまさに今こそ読むべきだ

    目下ストレートに答えておきたい問題があります。しかし残念ながら、それはまだ今の私の手には余る作業です。そこで、それは置いておいて、少し回り道を書いておきます(昨晩、水村美苗『日語が滅びるとき』買ってきたので書くかもしれません)。 この文書で私が言いたいことは、明治の文豪はまさに今、読むに足る面白さを提供しているということです。 危機から脱し続けた日グローバリゼーションが進行しつつある現在、私たち日人は世界的な金融と IT の波に飲み込まれるかのようです。昭和という時代を通じて国民を守ってきた国境は、その役目を終えつつあるかように見えます。日の没落を前にして、私たちは底知れぬ恐怖と危機感に襲われています。 これを黒船来航から明治維新に喩える人があります。また先の対戦の敗戦に喩える人もありましょう。枠組みは同じです。欧米は巨大であり、その前に日はあまりに弱く、先が見えなかったのです。

    imaokazuki
    imaokazuki 2008/11/15
    共同体に与えろ、与える人には与えられる、損を我慢できる無名エリートの誇り、金銭よりも安心できる暮らし、てめえで思索して子どもに示せ、言葉・文体は世界の捉え方の反映、まだ国を超える共同体システムはない、
  • 平野氏からのコメントへの返信:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan

    ぬおっ、前回のポストに平野人がとうとう降臨!(当該コメントはこちら) というわけで、滅多なことではネットに出没しない珍種。。。じゃなくてネ申をあんな狭いコメント欄に閉じ込めておくのはあまりにバチあたりなので、メインのブログでピックアップすることにします。 以下、いつもの個人的なメールのやりとりのような調子で書きます。今これを読んでる皆さんは私信をのぞき見してるんだよということで、そこんとこよろしく。 どうも、感想ありがとう。 メールでも書こうかと思ったけど、せっかくなんで、ここにコメントを書くことにしました。 梅田さんとの対談は、ご覧の通りで、個人的には非常に有意義でした。 僕は必ずしも、必要以上にネット社会をネガティヴに捉えているわけじゃないけど、対談だから、まぁ、ある程度、争点を鮮明にした方がいいからね。取り分け、ネットの明るい未来については、梅田さんがかなり強い態度で肯定的に

  • 青空文庫×Googleから眺める戦後文壇ジャンキー事情 - 雑種路線でいこう

    日記でマイミクが「ヒロポン=韓国の覚醒剤」という註を入れていて,突っ込みを入れようと調べて驚いたのが,商標登録されている日では通称がシャブと変わったのに対し,韓国じゃ今もヒロポンで通っているらしい.実際google:site:japanese.joins.com ヒロポン]とかやるといくつか出てくる.ヒロポンというと太宰治が中毒していた印象があるのだが,[google:site:aozora.gr.jp ヒロポンとやって出てくるのはダントツに坂口安吾で,後は織田作之助やら林芙美子である. はたと思いつきgoogle:site:aozora.gr.jp モルヒネとやると明治から昭和に至る文人がゾロゾロ,もちろん太宰も出てきた.モルヒネは麻酔として明治の頃には使われ,医療での利用は長く続いたのに対し,ヒロポンは大日製薬が開発して登録商標を取得し発売が昭和17年ごろで昭和24年には厚生省から

    青空文庫×Googleから眺める戦後文壇ジャンキー事情 - 雑種路線でいこう
    imaokazuki
    imaokazuki 2006/08/21
    忙しい人ほど覚せい剤には注意しろ、ってのはあるかも。坂口安吾も徹夜するために摂取していたのではないだろうか
  • 内田樹の研究室: うなぎくん、小説を救う

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