Posted on November 29, 2010(Mon) in: エディターズポスト| Posted by: admin 佐藤雅彦氏の“これも自分と認めざるをえない”展、鈴木健氏の分人民主主義、平野啓一郎氏の小説ドーンなどによって、私たち人間の精神を分割できない「個人(individual)」とするのではなく、さまざまな側面を持っていて相手によって柔軟にキャラを使いわけられる「分人(dividual)」と捕える見方や、そういった心の中にある多様な「属性・ディブ」について考える機会が増えている。 そんな新しい時代がやってきたと思っていたところ、インターネットでは真逆を行くような、でもどこか似ているような、謎のムーブメントが発生していた。それは、たくさんの人が集まって一つの巨大な人格を作りだす「情報統合思念体 荒川智則」というものだ。今回はこの分人主義時代にネット上で発生した謎で新しす
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