米マサチューセッツ州にあるハーバード大学のキャンパスを歩く女性(2007年3月17日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / STAN HONDA 【8月31日 AFP】米司法省は30日、名門ハーバード大学(Harvard University)が入学選考の際にアジア系の志願者を差別していると批判した。ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領政権は、米大学で広く行われている学生間の人種バランスに配慮した入学選考指針に反対しており、その姿勢を一段と強めた格好だ。 司法省は、アジア系の学生団体がハーバード大を相手取って起こしている訴訟をめぐり、ボストンの連邦地裁に文書を提出。ハーバード大が入学選考で白人、黒人、ヒスパニック系の志願者を優先して、より成績優秀なアジア系志願者の機会を犠牲にしているとの学生団体の主張を支持する見解を示した。 米大学は、学生間の人種バランスに配慮した