先日の拙稿、「ガザ侵攻、イスラエル・ハマス双方の事情と国民の選択」でも触れましたが、8日に始まったガザ地区へのイスラエル軍によるガザ地区への軍事作戦”Operation Protective Edge”以降、イスラム原理主義組織ハマスがイスラエルに向けて1000発以上のロケットを発射したにも関わらず、22日現在でイスラエルの民間人死者は1名という軽微な被害に留まっています(1名であっても、イスラエル現政権は国民から非難されていますが)。これはハマスのロケットの精度が悪い事も一因ですが、イスラエルに近年配備されたミサイル防衛システム「アイアンドーム」によって、人口密集地に落ちるロケットのほとんどが迎撃されている事も大きいのです。 迎撃成功率約90%。「アイアンドーム」アイアンドームは2011年に実戦配備が始まった防空システムで、長距離ロケット弾、迫撃砲弾といった射程4km~70kmの兵器を着
After Latest Incident, Israel’s Future in FIFA Is Uncertain 記事要約 17歳と19歳のパレスチナ人サッカー選手が、練習の帰りに検問所でイスラエル軍兵士に撃たれた揚句、軍の犬に襲われました。 1人は両足に10発ずつ銃弾を撃ち込まれ、1人は1発ずつ両足に撃ち込まれ、選手生命を断たれました。 過去5年の間、サッカーパレスチナ代表の選手達がイスラエルによって殺害・負傷・投獄されています。 海外の反応をまとめました。 ・胸が悪くなるな。 一体誰がこんなことをするんだ?(トッテナムファン) ・↑イスラエル。 ・↑俺がトッテナムファンに同意するのは、初めてだよ。 ・これが起きたのは初めてではない。 起訴されずに何カ月も拘留されて、毎日拷問を受けたパレスチナのサッカー選手と話したことがある。 彼も、もうプレーすることは出来ない。 ・この時代に誰か
中国政府の海外宣伝・教育機関「孔子学院」の活動に対し、ついに米国の大学教授たちからストップがかかった。 孔子学院は米国の100近くの大学の内部に、中国政府機関の資金によって設置された。中国語や中国の歴史・文化を米国の学生に教えることを目標とする。米国での活動はどんどん勢いを増し、これまでもたびたび論議を呼んできた。日本でも一部の大学に孔子学院が開設されている。 米国の各大学の教授たちが組織する「米国大学教授協会」は、6月末、以下のような声明を正式に採択した。 「孔子学院は中国の国家の一機関として機能し、学問の自由を無視する行動を取ることが多い。一方、米国の大学当局は学問の誠実性を犠牲にするようなパートナーシップを外部の機関と結ぶことがしばしばある。孔子学院の開設を学内に許してきた米国の各大学は、孔子学院との関係を再検討する必要がある」 米国大学教授協会はこの声明を、シカゴ大学、ニューヨーク
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