2010年10月15日08:02 カテゴリその他IT アゴラ起業塾 嶋正利「マイクロプロセッサの父が語るイノベーション」 沈滞する日本経済に何より求められているのはイノベーションですが、かつて日本には偉大なイノベーターがいました。嶋正利氏は1971年、インテル社のテッド・ホフ氏らとともに世界初のマイクロプロセッサを設計し、コンピュータの歴史を変えました。しかし嶋氏のイノベーションは日本に根づかず、彼の開発したマイクロプロセッサによってインテル社が世界最大の半導体メーカーとなりました。 これはイノベーションを生み出すのと同じぐらい、それを育ててビジネスに結びつけることがむずかしいことを示しています。今回の起業塾では、マイクロプロセッサ誕生の開発秘話を交えつつ、今後のIT産業の展望と、起業を目指している方やエンジニアの皆さんへのアドバイスなどを伺います。 ■講演概要■ 世界初のマイクロプロセッ