菅直人首相は2日、内閣不信任決議案に賛成するとして1日に辞表を提出した鈴木克昌総務副大臣や三井弁雄国土交通副大臣ら5人の副大臣、政務官について、辞表を受理せず続投させる方針を決めた。5人は最終的に不信任案に反対した。 大畠章宏国交相は2日午後の臨時閣議終了後、記者団に対し、首相に三井氏の続投を要請し、首相が「できるだけそういう形を取りたい」と返答したことを明らかにした。
菅直人首相は2日、内閣不信任決議案に賛成するとして1日に辞表を提出した鈴木克昌総務副大臣や三井弁雄国土交通副大臣ら5人の副大臣、政務官について、辞表を受理せず続投させる方針を決めた。5人は最終的に不信任案に反対した。 大畠章宏国交相は2日午後の臨時閣議終了後、記者団に対し、首相に三井氏の続投を要請し、首相が「できるだけそういう形を取りたい」と返答したことを明らかにした。
菅内閣に対する不信任決議案は2日午後、衆院本会議で採決され、賛成152、反対293(投票総数445、過半数223)で否決された。菅直人首相が民主党代議士会で自発的な退陣を表明したことを受けて、小沢一郎元代表が「首相から今までなかった発言を引き出したのだから自主的判断でいい」と支持派議員に不信任案に賛成しないよう呼びかけたため、民主党内からの大量造反はなかった。ただ松木謙公元農水政務官が賛成票を投じ、小沢氏は本会議を欠席した。 不信任案は自民、公明、たちあがれ日本の野党3党が共同提出した。菅首相の政権運営や党運営に批判的な小沢氏支持議員らが、野党に同調して賛成する動きをみせた。5月31日夜に会談した鳩山由紀夫前首相が首相に退陣を要求。小沢氏は1日夜、記者団に「国民が支持してくれた民主党に戻さなくてはいけない」と不信任案に賛成する意向を表明するなど造反の動きが広がり、不信任案可決の公算が大きく
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