2015年11月20日のブックマーク (2件)

  • テロで妻を失ったレリスさんのメッセージ和訳全文:朝日新聞デジタル

    金曜の夜、君たちは素晴らしい人の命を奪った。私の最愛の人であり、息子の母親だった。でも君たちを憎むつもりはない。君たちが誰かも知らないし、知りたくもない。君たちは死んだ魂だ。君たちは、神の名において無差別な殺戮(さつりく)をした。もし神が自らの姿に似せて我々人間をつくったのだとしたら、の体に撃ち込まれた銃弾の一つ一つは神の心の傷となっているだろう。 だから、決して君たちに憎しみという贈り物はあげない。君たちの望み通りに怒りで応じることは、君たちと同じ無知に屈することになる。君たちは、私が恐れ、隣人を疑いの目で見つめ、安全のために自由を犠牲にすることを望んだ。だが君たちの負けだ。(私という)プレーヤーはまだここにいる。 今朝、ついにと再会した。何日も待ち続けた末に。彼女は金曜の夜に出かけた時のまま、そして私が恋に落ちた12年以上前と同じように美しかった。もちろん悲しみに打ちのめされている

    テロで妻を失ったレリスさんのメッセージ和訳全文:朝日新聞デジタル
  • 「君たちに憎しみあげない」テロ遺族FB文章に共感の輪:朝日新聞デジタル

    「君たちに憎しみという贈り物はあげない」――。パリ同時多発テロでを亡くした仏人ジャーナリストが、テロリストに向けてつづったフェイスブック上の文章に、共感が広がっている。 パリ在住の仏人映画ジャーナリスト、アントワーヌ・レリスさん(34)が書いた。13日夜にコンサートホール「ルバタクラン」で起きたテロでエレーヌさん(35)を失った。 「金曜の夜、最愛の人を奪われたが、君たちを憎むつもりはない」という書き出しで始まる文章は、の遺体と対面した直後に書いた。 「君たちの望み通りに怒りで応じることは、君たちと同じ無知に屈したことになる」と憎しみを否定。「君たちの負けだ。(略)幼い息子の幸せで自由な日常が君たちを辱めるだろう。彼の憎しみを勝ち取ることもないのだから」と、1歳半の息子と2人で普段通りに暮らし続けることを宣言している。 文章は19日現在、フェイスブック上で20万回以上共有され、「あな

    「君たちに憎しみあげない」テロ遺族FB文章に共感の輪:朝日新聞デジタル