インターネットの普及は、テレビやラジオなどのマスメディアの衰退を招くと言われて久しい。特にラジオ業界は、2005年に広告費ベースでインターネット広告がラジオ広告を上回り、衰退が著しいと言われている。 そのような中、ラジオ業界に大きな変革をもたらすと期待されている新たな取り組みとして、注目を集めているサービスがある。それはIPサイマルラジオ「radiko.jp」である。 パソコンがそのままラジオ受信機となるIPサイマルラジオの実用化試験配信が3月15日より開始され、4月14日までの1カ月で総ストリーム数が1749万に達した(IPサイマルラジオ協議会 プレスリリースより)。また、1ストリームあたりの平均聴取時間が22分2秒であったといい、順調な滑り出しと言えよう。 弊社視聴率データで見ると、2010年3月は143万人が「radiko.jp」へアクセスしていた。サービス開始直後でいきなり100万
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