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ブックマーク / www.jst.go.jp (3)

  • 共同発表:脳内の外界情報データベースが作られる仕組みを解明—従来の定説を覆す発見—

    ポイント 脳内に作り上げられる外界の情報のデータベース「外界の内部表現」(内部表象)が新しい計算原理「前駆コード生成→増殖仮説」により階層的に生成されることを提唱し、実証しました。これは、従来の定説を覆すものです。 研究により、私たちの脳が外界の情報を脳内部に表現する原理について理解が深まり、階層的構造をもつ人工データベースの効率的設計や、神経表象に関わる疾患の治療法にもつながると期待されます。 東京大学 大学院医学系研究科 機能生物学専攻 統合生理学分野の宮下 保司 教授、平林 敏行 特任講師らは、霊長類大脳皮質の階層的な領野構造に作り上げられる外界の情報データベース「外界の内部表現」(内部表象)の新しい計算原理を発見しました。 私たちは、脳の外界情報データベース「外界の内部表現」を通じて世界を認識しています。物体の視覚特徴の表象様式は大脳皮質の内部表現の中でも最もよく調べられています

  • 共同発表:トランジスターの理論限界を突破 次世代省エネデバイス実現へ

    平成24年6月13日 科学技術振興機構(JST) Tel:03-5214-8404(広報課) 北海道大学 Tel:011-706-2610(広報課) ポイント スイッチング特性の良さを示すサブスレッショルド係数で世界最小の21mV/桁を達成 現在の半導体集積回路に比べ回路全体で消費電力を10分の1以下に低減が可能 デジタル家電の待機電力を大幅カット、モバイル機器電池の消耗を半分に低減する夢の省エネデバイスへ道 JST 課題達成型基礎研究の一環として、JST さきがけ専任研究者の冨岡 克広、北海道大学 大学院情報科学研究科の福井 孝志 教授らは、半導体中のトンネル効果注1)を用いることで、従来のトランジスター(電子の流れを電圧で制御してオンオフするスイッチ素子)の理論限界を大きく下回る低消費電力トランジスターの開発に成功しました。この素子はあらゆる電子機器の省エネルギー技術へ応用できます。

  • 微生物が互いに電子をやり取りする未知の「電気共生」を発見

    ポイント 微生物は金属微粒子を「電線」にして電子を流し、お互いに助け合っている 導電性酸化鉄の添加で共生的代謝(酸化還元)が10倍以上促進することを発見 微生物燃料電池やバイオガスプロセスの高効率化に期待 JST 課題達成型基礎研究の一環として、JST 戦略的創造研究推進事業 ERATO型研究「橋光エネルギー変換システムプロジェクト」(研究総括:橋 和仁)の加藤 創一郎 研究員(現 産業技術総合研究所 研究員)と渡邉 一哉 グループリーダー(現 東京薬科大学 教授)は、微生物が導電性金属粒子を通して細胞間に電気を流し、共生的エネルギー代謝を行うことを発見しました。 プロジェクトでは、クリーンエネルギー分野において期待される微生物燃料電池注1)の研究開発を行ってきました。微生物燃料電池はバイオマスから電気エネルギーを生産するプロセスとして、また省エネ型廃水処理プロセスとして有望であり、

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