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2008年5月28日のブックマーク (3件)

  • 2004 読書記 : 深海魚宅配便

    2004 読書記 12月31日(金) 『ウォークドントラン』村上春樹/村上龍   ★★★★★(再読2回目) 今では絶版となっている貴重な対談。ずっと探していたのをBOOK−OFFの100円コーナーで見つけたときには狂喜したものでした。 収められた2の対談は1980年のもので、春樹さんは31歳、まだジャズ喫茶の経営との二足のわらじの兼業作家だった頃で、龍氏はまだ28歳。 共にまだデビューしてから数作しか作品を発表していない。 作品に対する考え、小説を書くということについて、家族のことなど多岐に渡って語り合っているなかで、二人の違いがものすごくはっきりと浮き彫りにされているのだけれど、こんなに違うにもかかわらず互いに認め合っているようなところがとても興味深かった。 私は龍氏の作品は初期のほんの数作を読んだだけで、生理的にちょっと受付けないカンジだったので、何をもってお二人が互いを認めているの

  • 村上春樹『ふしぎな図書館』 : カイエ So-net blog

  • 村上春樹『沈黙』:カイエ:So-net blog

    Amazonからメールで、村上春樹最新作『東京奇譚集』のお知らせが来た。早速、収録作品等をチェックした後、他を見ていたら、村上春樹『沈黙』なる文字が目に入った。村上春樹の小説は、新作が出るたびに買っているので、エッセーと翻訳を除いて全部持っているはずなのだが、その書名は記憶になかった。調べてみると書は、集団読書テキストとして全国学校図書館協議会から、出版されたものであった。『村上春樹全作品1979-1989第5巻』に収録されているという。僕は、そのは持っていないので、手持ちの短編集で探してみた。すると『レキシントンの幽霊』に収録されていることが分かった。読んだはずなのに、全然覚えていないので、9年ぶりに読み返してみた。 集団読書テキストに用いられているだけあって、ある種の教訓譚であった。「僕」にたいして大沢さんが、過去を語るという形式の物語である。しかも、大沢さんの一人称も「僕」である