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ブックマーク / cyblog.jp (46)

  • ストレスに強くなるには | シゴタノ!

    何らかのストレスを感じている状況で「現在の環境をストレスに感じる必要はない」と“記憶”することによって、いわゆる「場慣れ」が実現します。例えば、最初は大勢の人の前に立つと、それだけでアガってしまっていた人が、繰り返し「大勢の人の前に立つ」というストレス状況に置かれることによって、記憶を上書きしてアガりを克服できるわけです。 この一連のプロセスでは海馬(脳内で記憶をコントロールする部位)が重要な役割を果たしている、というのが前回の「ストレスと記憶力の関係」の内容でした(参考:『脳はなにかと言い訳する』)。 さらに興味深いのは、過剰なストレスは海馬の働きを弱めるものの、適度なストレスは海馬の“成長”を促すという点です。 これについて、同書では以下のようなネズミを使った実験を取り上げています。 ●ネズミをある箱の中に入れる(箱の底は電流が流せるようになっている) 1.ブザー音を聞かせてから電流を

  • ストレスと記憶力の関係 | シゴタノ!

    いつもチェックしている「断片部 – いつか作ります」さんで紹介されていた『脳はなにかと言い訳する』というを読み始めました。 これまで何となく感じていたことがズバズバと解説されており、納得のいく事例も豊富です。 以下は目次の抜粋。 1.脳はなにかと記憶する──「海馬」はどれほど凄いか 2.脳はなにかと疲れを溜める──記憶とストレスの意外な関係 3.脳はなにかと思い込む──虹はほんとうに七色か? 4.脳はなにかとやる気になる──モチベーションはどうやって高める? 5.脳はなにかと理性を失う──アルコールでストレスは解消できるのか 6.脳はなにかとド忘れする──それは「歳」のせいではなかった! 7.脳はなにかと言い訳する──脳に言い訳させる「変化盲」って何? 8.脳はなにかと熱中する──脳の出来、不出来を決定づけるものとは 9.脳はなにかと錯覚する──ヒトも動物も、なぜか“赤”が勝負強い 10

  • 文章を短く分かりやすく書くには | シゴタノ!

    文章は短く、それでいて分かりやすく書きたいと思っています。 日常的にいろいろなニュース記事やブログを読みますが、概して長いエントリーは後回しにしたくなるもの。シゴタノ!も比較的長いエントリーが多いため、後回しにされることが多いと思われます(例えば、はてなブックマークで「あとで読む」というタグを付けていただくことが多いです)。 書く側としても、短くなれば余計な要素がそぎ落とすことができ、言いたいことをシャープに表現できるようになるのではないか、と考えています。 ただし、短くても分かりにくくなっては意味がないので「短くかつ分かりやすい」を目指したいものです。これについて少し考えてみました。 とりあえず思いついたフォーマットは以下です。 1.最初に結論を書いてしまう 2.次に具体例を見せる 3.最後に(必要なら)結論を繰り返す 1.最初に結論を書いてしまう 最初に結論を書くようにします。そうすれ

    inmymemory
    inmymemory 2006/09/19
    文章表現で心を動かすには、やはりplotは重要だろう。まずは書き上げてみて、次に文章全体を俯瞰する。その段階になれば、どの匙加減が適切かなのか判断できるだろう
  • 携帯メールでアイデアを積みあげていく | シゴタノ!

    ひらめくためのコツは、 1.今の自分が置かれている状況について思いを馳せ、 2.その中で困っていることを具体的に想像し、 3.それを解決するためにはどうすればいいか? というステップで考えることです。席を立つタイミングというのはその時々で状況が違いますので、それがヒントになります。例えば、朝であれば家を出てから会社に着くまでのことを振り返る、夕方であればそれまでのその日の仕事を振り返る、など材料に事欠きません。席を立つ直前に考えていたことをネタにしてもよいでしょう。 また、このような脱線はたいていは数分で終わるために、そのタイムリミット内に何としてもひらめき終えなければなりません。紙にメモするのではなく、あえて携帯メールにするのは、 1.電子データとして記録が残る(検索や再利用がしやすい) 2.片手で入力ができる(紙の場合は両手になる) という2つの要因が大きいのですが、最近の携帯は予測変

  • シゴタノ! - 収集した情報を埋もれさせないために(4)

    マップ上で要素を並び替えたり、グループ分けをする作業をしていると、リスト形式で眺めていたのでは見えてこなかった何かに気づくことができたように思います。具体的には、言葉にはできないものの「何となくこれとこれは同じグループにいるのがふさわしそうだ」という感覚的な基準です。 これについては、たまたま12年ぶりに手に取ったあるにわかりやすい解説を見つけて、合点がいきました。 以上のように、ブレーンストーミングでアイディアを吐き出すところまでは、オズボーン氏の方法はたいへんよいものを含んでいる。ところがあとが感心しない。 この方法では、いくつものアイディアをただ列挙して、ブレーンストーミングがすんだ後でチェック・リストにする。次いでそこに枚挙されたアイディアがよいアイディアかどうかシラミつぶしに試してゆくのである。「これはよい」というものを残して育てるという方式である。じつにアメリカ人らしい、トラ

  • 収集した情報を埋もれさせないために(3) | シゴタノ!

    収集した情報を埋もれさせないために(2)の続き。 これまでのところをまとめると、 ●収集した情報を埋もれさせないために(1) 情報収集の目的として以下の5つのステップがある。 1.とりあえず集める 2.整理する 3.寝かす 4.ふとアイデアがひらめく 5.現実の行動に適用する <1.とりあえず集める>ステップのポイント A.核となる情報をリスト形式で整然と管理する段階 B.「なぜ切り抜くのか」「何に使えそうなのか」という目的意識が大切 C.面倒でも、目的に沿った簡単なコメントやタグを付けておく <2.整理する>のステップのポイント A.集めた情報をマップ形式で並び替え、組み合わせる段階 B.平面上に配置して全体を眺める視点が必要 C.リスト形式では見落としがちな関係や構造を浮き彫りにする ●収集した情報を埋もれさせないために(2) 集めたアイデアを埋もれさせずに必要な時に取り出してきて活用