フェリス女学院の小塩節(おしお・たかし)理事長の「~心に残る珠玉の名言~」と言うラジオ番組、と言ってもドイツ語の番組ですが、その中で語られる、ドイツ人の名言を紹介するときがあります。 私はどちらかと言うと信州ゆかりの人に惹かれる方で、小塩先生が「中学の4年から旧制松本高校へ進み,一年後に東京大学文学部独文科に入学しました。」という話を聞き、一段と親しみを感じています。 1931生まれの79歳ということですが、本場仕込みのドイツ語が今も語調の中に生き生きと感じられ引き込まれてしまいます。 番組の最後の方で、登場人物に成り代わって、雰囲気を出して朗読されるのですが、それがとてもいいのです。 今朝は、その珠玉の名言からあの詩人リルケの言葉を紹介し小塩先生の思いを記したいと思います。 ドイツ語で「秋」は「Herbst(ヘルプスト)」でリルケの「秋」と言う詩からです。 秋 木の葉が散る,遠くからのよ