米Googleは8月2日(現地時間)、パリ五輪開催に合わせて7月26日に公開した同社の生成AI「Gemini」のCMに多数の批判が寄せられたことを受け、この動画のテレビのオリンピック番組での放映を停止した。 本稿執筆現在、YouTubeでは視聴可能なこの60秒広告「Dear Sydney」(記事末に転載)は、陸上競技の米代表であるシドニー・マクラフリン=レブローニ選手に憧れる娘のために、父親がファンレターの作成をGeminiに依頼するというものだ。
コンビニエンスストアチェーンのファミリーマートは7月4日、公式Xアカウント(@famima_now)が2日に投稿した画像について「著作権侵害には該当しないことを確認している」と公表した。画像にうっすら見える文字がウォーターマークではないかとX上で指摘されていた。 画像は、ファミマと日清食品が昨年に続いてコラボレーションすると告知する内容だった。両社のロゴマークと握手するイラストを組み合わせた画像を添付していた。 しかし、イラストの周囲にうっすらと「Ad」という文字が見え、X上ではこれが「Adobe Stock Photo」の有料画像をプレビューした際に表示されるウォーターマーク(不正利用を防止するための電子透かし)ではないか、という指摘が相次いだ。Adobe Stock Photoに同じイラストがあることも確認されていた。 ファミリーマートはウォーターマークとみられるものが見える理由につい
「どうだ 明るくなつたろう」──。燃やした紙幣を手に持ち、暗い場所を照らす「成金おじさん」の絵は、多くの人が教科書などで見かけたことがあるだろう。あの成金おじさんが、いまフィギュアとなり話題となっている。 作ったのは、大型生物の骨格標本の3D化なども手掛ける吉本アートファクトリー(兵庫県神戸市)代表の吉本大輝さん。成金おじさんフィギュアも3Dモデリングで原型を作り、フルカラー3Dプリンターで生産している。 商流に乗る通常のフィギュアなら金型による生産が普通だ。成金おじさんフィギュアはなぜ3Dプリンターで作っているのか。3Dモデリングのメリットは。立体造形物の祭典、Wonder Festival 2024 Winter(2月11日、幕張メッセ。以下ワンフェス)で吉本さんに取材した。
Amazon、iRobotの買収を「EUの承認が得られそうにない」として断念 iRobotのCEOは辞任、大規模リストラも 米Amazonは1月29日(現地時間)、2022年8月に発表したロボット掃除機の「ルンバ」で知られる米iRobotの買収契約を終了したと発表した。欧州連合(EU)での規制当局の承認を得る道がないと判断したとしている。 買収総額はiRobotの負債を含めた約17億ドル(当時の換算ベース)だった。契約終了により、AmazonはiRobotに契約解除料として9400万ドルを支払う。 iRobotは同日、共同創業者で会長兼任CEOのコリン・アングル氏の辞任と、従業員の約31%に当たる約350人の解雇も発表した。 iRobotはリストラの一環として、主力の掃除機以外の製品開発を一時停止する。 EUの欧州委員会は昨年7月、この買収についての調査を開始し、11月にはこの買収がロボッ
島根県は1月15日、県が過去に使用したドメインが、運用停止後にオークションサイトで売買されるなどして第三者に再取得されていることが分かったと発表した。各ドメインにリンクを張っているサイトの管理者に対して、リンクの削除を依頼している。 再取得されていることが分かったのは、「島根県新型コロナ対策認証店認証制度」(shimane-ninsho.jp)、「スモウルビー・プログラミング甲子園開催事業」(smalruby-koshien.jp)、「しまねものづくり人材育成支援 Navi」(shimane-monodukuri.jp)の3ドメイン。 「スモウルビー」とは、島根県松江市を中心に活動する「NPO法人Rubyプログラミング少年団」が開発しているOSS。「スモウルビー・プログラミング甲子園」は、スモウルビーを使った小中学生向けプログラミング競技会として2016年から21年まで開催されていた。
謎の天才「サトシ・ナカモト」は何者か?――NHKは、正体も動機も不明の謎の存在「市民X」が社会を揺り動かした出来事の真相に迫る新ドキュメンタリーシリーズ「市民X」の初回を、NHK総合で11月13日午後10時から放送する。 取り上げるのは、ブロックチェーンを開発し、ビットコインを生みだした「サトシ・ナカモト」だ。「“現代社会、最大のミステリー”とされる謎めいた存在の光と影、功罪に迫る」という。 放送は13日午後10時から44分間。26日午後9時からは、地上波放送に盛り込めなかった99分間の「完全版」(前編・後編)をBS1で放送する。 関連記事 「マイニングはゲーム理論」「ブロックチェーンの源流、27年前に」――ビットコインが受け継ぐ“DNA”、MIT研究員が語る 米マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボの研究者が、ビットコインが受け継ぐ技術とその長所・短所を語った。 今更聞けない「ブ
狙いはIntel Macの一掃か Appleが「M3チップ」ファミリーで描く戦略:本田雅一のクロスオーバーデジタル(1/3 ページ) Appleが11月7日から順次、「Apple M3チップファミリー」を搭載する新型Macを発売する。そのラインアップからは「Intel Macの一掃」という意思が伺える。M3チップファミリーのラインアップと、新型Macの布陣について考察していこう。 Appleが10月31日(日本時間)に開催したオンラインイベントで発表された製品は、いずれも第3世代のApple Silicon(SoC)「Apple M3ファミリー」を搭載している。 →M3ファミリー搭載でさらに高速になった「MacBook Pro」登場 上位モデルには新色「スペースブラック」を用意 25万円弱から →Apple、M3チップを搭載した新型「iMac」を発表 処理性能はM1比で最大2倍に →App
消費税のインボイス制度が10月1日にスタートすると、対応のための新たな業務が発生し、全国で毎月約3400億円の人件費が発生する可能性がある――電子帳簿サービスなどを提供するLayerXがこんな調査結果を発表した。 政府はインボイス制度により年間約2500億円の税収増を見込んでいるが、わずか1カ月で想定年間税収を上回るコストがかかる計算だ。 手作業によるインボイス対応を体験できるLayerXのツール「インボイス制度対応 体験キット」を使った研修を行った40社・200人の作業時間を基に、請求書の支払処理と経費精算の処理に関わる平均時間を算出した。 その結果、手作業でインボイス対応を行った場合の作業時間は、請求書支払処理で1件当たり15分、経費精算で同5分増えていた。 この作業時間をベースに、経理1人当たりの追加業務負担を計算したところ、月約1~2営業日増加することが判明。経理以外の従業員も、1
Intelは9月18日、CPU製品の基板について、2020年代後半から有機素材に代わってガラス素材を採用することを発表した。「(半導体)業界が2030年以降も『ムーアの法則』を推進するため」の取り組みで、より高密度かつ高性能な半導体の実現につながるものと考えられる。
2022年あたりから、スマホのパケ詰まりと呼ばれる通信速度の低下や通信エラーに関に遭遇する機会や、その不満を口コミで耳にする機会が増えている。傾向としてはドコモに関するものが多い。そこで、都内で4社のスピードテストを行い、なぜパケ詰まりが起こるのかを考えた。 「パケ詰まり」と呼ばれる現象にもいくつかの種類がある。現在問題となっている現象は、都市部のエリア内だが通信が極端に遅い、または通信エラーが発生してしまうというものだ。 主な原因は、人が多く集まるエリアでの通信の混雑によるものだ。イベント会場や都市部の朝夕のラッシュアワーなど、同じエリアに多くの人が集まって同時にスマホの通信を利用すると、そのエリアをカバーしている基地局と電波で処理できる通信容量に混雑が発生するというものだ。
手軽に外でも使える「ハンディファン」(携帯型扇風機)は気温35℃以上になると逆効果になる──PC周辺機器メーカーのエレコムは7月31日、X(旧Twitter)上で注意喚起した。「明らかに気持ち悪い熱風になったら使用を控えてください」としている。 理由について同社は、米国環境保護庁(EPA)が作成した猛暑対策ガイド「Excessive Heat Events Guidebook」の記述を挙げる。これは「熱指数温度(heat index)が華氏99°f(日本の基準に換算すると気温が35℃、湿度40%以上)を超えるときに携帯用扇風機だけを使用すると、皮膚表面に理想的な体温よりも暖かい空気を吹き付けることによって、身体が反応しなければならない熱ストレスが実際に増加する」という内容。ひいては熱中症の危険も増すという。 ではどうすれば良いのか。EPAはミストとの併用を、エレコムは濡らしたタオルやハンカ
東急は、運行情報を配信するX(Twitter)公式アカウントに不具合が発生し、情報配信できないと発表した。京王も同様な発表を行っている。 東急電鉄は7月25日、運行情報を配信するX(Twitter)公式アカウント(@tokyu_official)に不具合が発生し、情報配信できなくなったと発表した。運行情報は公式サイトで確認するよう呼び掛けている。 京王電鉄の運行情報公式アカウント(@keiodentetsu)も19日、「Twitter社のサービス内容変更の影響により、運行情報の配信ができなくなっている」と投稿し、公式サイトを案内した。 Twitterは今年3月にAPIの仕様を変更。無料で利用できる範囲を縮小した。4月までにTwitter社はX社に統合され、7月24日にはサービスロゴを「X」に変更している。 関連記事 Togetter障害、Twitter API不具合で 「朝起きたら、エンタ
Googleで「ChatGPT」と検索すると、謎のサイト「ChatGPT 日本サイト」がトップに 運営者は不明 Google検索で「ChatGPT」と調べると「ChatGPT 日本サイト」という非公式サイトが検索トップに表示されると話題になっている。同サイトの登録者はChatGPT提供元である米OpenAIとの関係性が不明であるため、検索する際は注意が必要だ。 6月26日午後5時時点で「ChatGPT」と検索すると、トップに表示されたのは「ChatGPT 日本サイト」。米OpenAIの公式Webサイトは次点に表示されている。OpenAIのドメインは「openai.com」であるのに対し、非公式サイトは「openai-chatgpt.jp」となっている。 非公式サイトにアクセスしてみると、OpenAIのロゴマークなどを使い、ChatGPTの使い方やサービスの概要などを日本語で説明している。サ
富士通は6月19日、みずほフィナンシャルグループのシステム開発・保守作業を改善する実証実験を始めたと発表した。生成AIを活用し、システム設計書の記載漏れや書き間違いを自動検出するという。2024年3月31日まで2社共同で実施する。 設計書の記載漏れを防ぐだけでなく、修正した書類を基に、システムテストの仕様書をAIで自動生成する技術の開発も目指す。システムの開発・保守そのものをAIに任せることが可能かの検証も進めるという。 実証実験では、大規模言語モデル「GPT-3.5」などのAPIを米Microsoftのクラウドで使える「Azure OpenAI Service」を活用する。富士通がAIを独自にカスタマイズし、研究中のAI技術を試験提供するプラットフォーム「Fujitsu Kozuchi (code name) - Fujitsu AI Platform」を介してみずほに提供するという。
ソフトバンクは5月10日の決算会見で、LINEと共同で和製GPTの立ち上げを進めていることを明らかにした。グループのLINEが開発を進めてきたLINE AiCallなどのHyperCLOVA技術をベースに、OpenAIに追いつくことを狙う。 「GPTの基礎ベースを持っている会社は日本ではわが社しかない。これはもうやらざるを得ない。米国勢や中国勢に勝てるかどうかではなく、やらなければ今後の参加権がなくなる」(宮川潤一社長) 3月に組織を立ち上げ、合弁会社も用意した。グループ内からAI開発人材として1000人を選抜し、異動または兼務を検討している。「1000人から5000人規模の“GPT祭り”をやらなければ、日本の中でのGPTの立ち上がりはない」(宮川氏) LINEが開発してきた独自の大規模言語モデルHyperCLOVAは、LINE子会社のワークスモバイルジャパンに移管されている。Zホールディ
本田技研工業(ホンダ)は、独自の車載OS「ビークルOS」を開発し、2025年に北米市場に投入する中大型EVから採用する方針を発表した。4月26日の説明会で明らかにした。 ビークルOSを基盤として車載ソフトウェアを常時アップデート。クルマを販売した後も機能やサービスを進化させる狙い。 ソフトウェア独自開発のため人材採用は倍増する。社内には新たにUX・デジタルサービス領域を統括するポスト「グローバルUXオフィサー」を設けるという。 ホンダは同日、2040年までにEV/FCEVの販売比率を100%にする計画を打ち出し、EVの投入スケジュールや半導体の安定調達を目指した台湾TSMCと戦略的協業、全固体電池を含むバッテリー関連の取り組みなどを発表している。
村上宗隆内野手(ヤクルト)の逆転サヨナラ二塁打で、WBC2023準決勝のメキシコ戦を6対5で勝利した侍ジャパン。明日22日には米国との決勝戦が控える。 決勝戦は日本時間22日午前8時から。通勤時間に被る人も多そうだ。決勝戦の映像放送はネット配信ではAmazon Prime Videoとなる。ライブ配信の視聴となると、気になるのが通信量の消費ではないだろうか。比較的小容量のプランを契約している場合は、映像視聴が契約している通信量の大半を占めてしまう場合もある。 そこで、この記事ではAmazon Prime Videoの映像品質ごとの目安となる消費データ量に加え、日本メキシコ戦をモバイルデータ通信で視聴した際の実測値を紹介する。 設定は3段階 最高だと1時間5.8GB 設定はiOS版アプリをベースに紹介する。Amazon Prime Videoアプリホーム画面の右下「マイアイテム」から右上の歯
AnimeSRは、Webブラウザで利用できるように軽量な高解像度化モデルを組み込んだChrome拡張機能で、Chrome 94以降に対応する。高解像度化には、弱・中・強の3段階を用意。強度が上がるほど要求されるマシンスペックは高くなる。26日時点では、DRM(※複製を制限する仕組み)で保護されているVODサービスは未対応という。 同社では、2020年にもアニメのマスターデータを高解像度化するAI「AnimeRefiner」をリリースしていた。これに対し、「YouTubeなどの配信されているアニメを高解像度化して見たい」などの要望が集まり、AnimeSRの開発を決めた。 「AnimeSRとAnimeRefinerでは異なるAI技術を使って開発している。アニメの高画質化の精度はAnimeRefinerほどは高くないが、高いマシンスペックがなくてもリアルタイムでの高解像度化を行うことが可能」(同
アドビが、同社のプロトタイピングツール「Adobe XD」の単体販売を終了したことが1月24日までに分かった。すでに、同社プロダクト一覧ページからAdobe XDの項目が消えている。ただし、「Creative Cloud」コンプリートプランには引き続き提供されており、契約すれば新規でのインストールも可能だ。 同ツールについてアドビに確認したところ「Adobe XDについてはメンテナンスモードとすることを決定いたしました」との回答があった一方で、「現在Adobe XDをご利用のお客様のサポートは今まで通り継続してまいります」と説明。既存ユーザーは引き続きAdobe XDを利用できるようだ。 なお、アドビは2022年9月にAdobe XDと競合するデザインツール「Figma」を200億ドルで買収している。FigmaとAdobe XDの棲み分けについて同社は「何も決まっていない」と回答するにとど
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