ドナルド・トランプ米大統領。ミズーリ州スプリングフィールドで(2018年9月21日撮影)。(c)MANDEL NGAN / AFP 【12月20日 AFP】「ポリティカル・コレクトネス(政治的な正しさ)」はもう十分──。米国の大学が実施した世論調査で、公の議論が現状よりも政治的に正しくなることに反対する米有権者が全体の52%に上ったことが19日、明らかになった。本音を言えないとしてポリティカル・コレクトネスに敵対的なドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領やその支持層に代表される、米社会に広がる「反PC」の雰囲気を反映した結果と言えそうだ。 調査は米マリスト大学世論研究所(Marist College Institute for Public Opinion)が有権者1075人を対象に実施した。無党派層でも、やはり53%がこれ以上のPCには反対と回答した。 同研究所のリー・ミリ