久しぶりにNick Carrネタを。 Nick Carrと言えば、日本のBlog界隈でもかなり知名度の高い辛口IT批評家。"The amorality of Web 2.0"というエントリーでWEB 2.0熱に対して理性的に冷水を浴びせ、かなりの非難・反論を受けながらも、同時にその論旨に対し多くの賛同もえて、知名度をかなりあげたお方。 Web 2.0万歳という方向に流れやすいBlogosphereにおいて、最新のテクノロジーのトレンドに対する理解と旺盛な批判精神で骨太なエントリーを"Rough Type”という自身のBlogにばしばしあげており、"Rough Type”は私がRSSリーダに登録している数少ない英語Blogのうちのひとつ。 最近はUtility Computingへのシフトという大人のトピックに議論が偏り気味で、少し物足りなかったのだが、久しぶりに"The saddest,