インテル長友がヘッドでクリアしたボールをダイレクトボレーでゴールに突き刺し、歓喜するイグアイン(右)。長友の今季4点目も生まれたが、試合は4-2でナポリが勝利した。 今季のセリエAには、リーガ・エスパニョーラのチームと見紛うクラブが1つある。 スペイン語圏選手を大量補強し、昨季のEL優勝監督ベニテスを迎え、新戦術4-2-3-1を導入したナポリは、19節までにリーグ2位の総得点41を挙げた。 イタリア人によるゴールは1得点しかないが、それを嘆く声はまばらだ。松林に囲まれたカステルボルトゥルノ練習場には、指揮官の甲高い声と選手たちの快活な笑い声が響いている。 好調FW陣の先頭に立つのが、移籍1年目のイグアインだ。開幕後、カプリ島の観光クルーズ中に顔を8針縫う怪我に見舞われたが、不運をものともせずに直後のキエーボ戦で初ゴールを決めると、勝負どころで得点を重ねた。 「イタリアで対戦するチームは、リ
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