チョコまで焼いたたけのこの里キャラメルピノ ダークショコラポテトチップス贅沢塩キャラメル 【米谷陽一】菓子メーカーが「定番」の派生商品をつぎつぎに売りだしている。ヒット商品をうむのは難しいけれど、定番の知名度に頼れば一定の売り上げの計算がたつ。製造にも手間がかからず、「おいしい」戦略のようだ。 明治が6月18日売り出した「チョコまで焼いたたけのこの里キャラメル」。定番スナックを2倍の大きさにしてキャラメルのコクを加えた。夏場でもチョコが溶けず、手につかないのも特徴で、濃い味にした。想定する小売価格は定番と同じ税込み210円。だが中身は約半分の43グラムに。実質的に値段が上がったようだが、広報は「食べ応えがあり、売れ行きも上々だ」。 森永乳業が4月から売るチョコレートアイス「ピノ ダークショコラ」は、チョコで包むアイスを定番のバニラからチョコにかえ、チョコの濃厚さを前面に出した。定番と