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ブックマーク / note.com/fladdict (10)

  • やらかしを事前に食い止める設計|深津 貴之 (fladdict)

    炎上や諸々のトラブルの、防止について。 SNSは「投稿の回転数と流通量を最大化する」方向に設計されるため、気軽に投稿できる = うっかり事故をやらかしやすいシステムになりがちです。実際のところ、自分も何度もミスをしています。 基的に自分がやらかす側なので、それを棚にあげて他人に厳しい設計はできませんし、他人に怒る資格もありません。事故の最小化という側面的にも、事前の防止システムに注力したいと考えています。 瞬発的なやらかしを防ぐためには、「人が行動する仕組み」を理解することがよさそうです。ここでは「フォッグの消費者行動モデル」をベースに、やらかし行動を未然に迎撃するシステムを考えます。 というわけで、今回は「やらかす前に止める」と「やらかしても発展しないようにする」の、「やらかす前に止める」について。 行動の方程式、B = MAT まず前提として、今回の考えで用いる「フォッグの消費者行動

    やらかしを事前に食い止める設計|深津 貴之 (fladdict)
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    invent 2020/06/12
  • ZOOM会議に効果音をいれて超楽しくするには|深津 貴之 (fladdict)

    拡張現実(AR)は、音声からはじまる…というのが以前からの持論。そんなわけでZOOMの会議に、効果音をブチ込める環境を作ってみました。 会議中に、Hahahaha!とかOhhhhh…みたいな、アメリカンなアクションやりたい!ファンファーレやドラムロールとか、拍手やブーイング、ズキューンとか鳴らしたいじゃない? ユーザー体験が超変わる!!と思ったのですが、ググってもでてこなかったので環境構築してみました。 環境概要物理機材はなしソフトで解決。バーチャルミキサーを使って、マイクと各種音声アプリのサウンドを合算します。初回設定20分。会議前設定30秒ぐらい。ZOOMには、バーチャルミキサーを擬似マイクとして設定。こうすることで、様々な効果音や音楽、楽器をZOOMに流しこめます。 バーチャルミキサー音の合成には、Loopbackというアプリを使います。このアプリは、複数のオーディオインプット(マイ

    ZOOM会議に効果音をいれて超楽しくするには|深津 貴之 (fladdict)
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    invent 2020/05/11
  • みんな、いまこそメッセージを|深津 貴之 (fladdict)

    マネジメント、pr、マーケティングみなさんへ コロナを巡る社会状況は、ますます混迷の色を深くしています。外出制限の長期化は、社会の分離と孤立を強めていくことでしょう。 ストレスに病む人も出るでしょう。自分の仕事の意義を見失うかもしれません。一体だったチームが、バラバラになることも考えられます。分断と孤立は人の心を確実に蝕み、社会を荒ませていきます。 こんなときだからこそ チームのリーダーは、社内外へメッセージを積極的に発信していきましょう。ほんの少しの情報共有、コミュニケーションが、人にとって大きな救いとなり得ます。 文の巧拙などよりも、接触頻度が重要です。まずは仲間やユーザー、パートナーとの接触の密度をあげてください。 己のあり方、寄って立つ足場、そして足場を照らす篝火を…チームの仲間に、外部のパートナーに、サービスのユーザーに、強く何度も発信してください。 非常時において、リーダーに求

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    invent 2020/04/13
  • いまさら素人になれない病|深津 貴之 (fladdict)

    スゴイ人を観察していると、ある共通する恐怖症があるように見える。それは、「今さら新分野でデビューし、作品公開するのが極端に怖い」という病だ。この病への雑感。 いまさら素人に戻れないいったん立場ができた大人は、なかなか積み上げたブランドを壊せない。結果、新しいチャレンジができなくなる。 たとえば元Appleのデザイナー、ジョナサン・アイヴを例に考えよう。 人がどんなに望んでも…ジョニーはいまさら、ゆるキャラをデザインしてTwitterに投稿できない(たぶん)。 実はどんなにカラオケが好きでも、ジョニーはいまさら「Yheaaaaaaaa!」と規制をあげて、マイケルジャクソンの真似をしてYoutubeにアップできない(たぶん)。 そしてジョニーはいまさら、初音ミク絵を描いてコミケで販売したりできない(たぶん)。 もしかしたら、ジョニーはそれができるタフな人かもしれない…だけど、たぶん99%の人

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    invent 2020/03/25
  • ビジネス、テクノロジー、クリエイティヴの バランスをとるには?|深津 貴之 (fladdict)

    Line Developer Day 2019にて、「ビジネス、テクノロジー、クリエイティヴの バランスをとるには?」という発表をしました。そのスライドや補足など。 この登壇では、下記のようなことについて話させていただきました。 ・ビジネス、テクノロジー、クリエイティブ視点で、経営レイヤーからどうバランスをとり連携していくか? ・定性的な判断、定量的な判断、その両者のバランスをどうとるか? 端的にいえば、この問題に銀の弾丸はありません。開発手法というよりも、地道な意識共有、価値観共有があるのみかなぁと思います。 あと現場からボトムアップするというよりは、経営者がしっかりやるべきことかなぁと。決算書の数字しか見れない経営チームというのは、あんまりよろしくないし、それを直すのは経営レイヤーの責務かなと。 売り上げだけとか、DL数だけを見ると、サービスはどんどん歪んでいきます。数年ぐらいは大丈夫

    ビジネス、テクノロジー、クリエイティヴの バランスをとるには?|深津 貴之 (fladdict)
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    invent 2019/11/25
  • 経営者にデザインや技術の大切さをわかってもらうには?|深津 貴之 (fladdict)

    よく講演をした後に、そのような質問を受けることが多い。 結論から言うと、経営者にデザインやエンジニアリングの重要性を伝えようと頑張るのは、オススメできない。なぜなら、それを大事にしてくれる別の経営者と仕事をする方が、はるかに簡単で手っ取り早いからだ。 基的に、経営者の考えを転換させるコストは極めて高い。それだけの時間やコスト、能力や忍耐があれば、転職先や別のクライアントを見つける方が簡単だ。そもそも、ある程度は職を選べる能力がなければ、経営者の考えを変えることはおろか、アクセスすることすら難しい。 シンプルに、デザインやエンジニアリングを経営に持ち込みたい人は、そのような経営者と仕事をすべきだ。過去に色々なクライアントで、経営者や社長室、経営企画室、新規事業部の方々とお会いしてきたが、実質的にそれ以外の答えは無いと思う。 経験上、ほとんどの経営層は人的ロジスティクスの硬直化が起きるまで、

    経営者にデザインや技術の大切さをわかってもらうには?|深津 貴之 (fladdict)
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    invent 2019/03/12
  • モノづくりの解像度の話|深津 貴之 (fladdict)

    デザイナーの仕事のコアは、クライアントやユーザーが考える漠然としたイメージやビジョンの解像度を高めることだと思う。 たとえば、ユーザーの観察した「概念の解像度」がこれぐらいだったら… それを精緻化して、これぐらい「概念の解像度」を高めて代弁するのが、デザイナーの役割だと思う。 ところがよくある残念なシナリオとして、一歩さがって俯瞰してみると…実はこんな風になっているケースも多い。 全体傾向として、「自分の見える範囲、担当する範囲の解像度を最大化すること」に囚われるケースが多いように思える。ビジネスのゴールを犠牲にしてまで、美しくしたり…とか、表現のために接続速度を犠牲にしてコンバージョンを下げたりといったシナリオだ。 大きな傾向として、細部に注視して精度を高める方向に特化傾向があり、全体を俯瞰することが相対的に苦手なように見える。俯瞰ができないというよりは、俯瞰よりも細部に集中する傾向があ

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    invent 2018/07/18
  • スターからハートに変更するのはなぜか?|深津 貴之 (fladdict)

    小さいですが、重要な変更のお知らせ。 noteの「スキ」アイコンが、スターからハートに変更されました。 これはnote全体のマナーを、モバイルの標準に合わせていく方針の一環です。 一般的なモバイルアプリでのマナー スター = 評価 ハート = ライク, お気に入り, リコメンド なぜ標準マナーに合わせる必要があるのか? サービスが標準マナーに従うことで、ユーザーは直感的に操作できるようになります。学習することが少なくなるので、認知的な負担が軽減されるわけです。結果、ユーザーはスムーズにサービスを使えるようになり、継続率の上昇が期待されます。 今回の変更は、そのための小さな一歩です。今後、noteの中で変にオリジナリティが必要のない部分は、積極的にスタンダードに寄せていきます(その分、真に重要な部分にオリジナリティをつぎ込みます)。 短期的には軽微な混乱が発生するかもしれません。すぐになれる

    スターからハートに変更するのはなぜか?|深津 貴之 (fladdict)
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    invent 2018/01/12
  • noteの2018年のデザイン戦略について|深津 貴之 (fladdict)|note

    みなさま、新年あけましておめでとうございます。noteのお手伝いを始めてから3ヶ月が経ちました。 2018年、今年どんなことをやろうと考えているか、ユーザーの皆さんと情報共有したいと思います。 去年の活動のご報告まずは、スタートアップらしく去年の活動のご報告から。2017年の10月以降、チームで様々なカイゼンを行って来ました。noteチームが持っていたポテンシャルが、徐々に発揮されるようになりました。 DAUが増加トレンドになりました あわせて12月は、DAUで最大記録となりました。(薄いグラフの方が30日DAUです。Google Trendの30日継続読みにくいですね)。 継続率が1.75倍になりました 1週〜4週の継続率が、8月時と比べておよそ1.75倍となりました。現状は安定して維持されています。 投稿数が1.5倍になりました noteのデイリー投稿数が、以前と比べて平均1.5倍程度

    noteの2018年のデザイン戦略について|深津 貴之 (fladdict)|note
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    invent 2018/01/11
  • 決して止まらないカイゼン体制を作りたい | 深津 貴之 (fladdict) | note

    中長期のための大きなデザインも大事だけど、そのために日々の改修が犠牲になってはならない(その逆は言語道断)。そんなわけで、しばらくの間は、1〜2日で終わる小さな改修を、コンスタントにnoteチームに提案したいなぁと考えている。 もちろん、「リソースが許せば」だけれども。なぜならpiece of cakeにはまだデザイナーが1人しかいないことだ。そんなわけで、中長期でどういうチームを作るべきかウンウン唸っている。 並行して走るスロットが3-4つ欲しい理想を言えば、デザイン/開発リソースを3つのグループにわけたい。「大局リソース」、「開発リソース」、「カイゼンリソース」の3つだ。これらはそれぞれ独立しているのが望ましい。複数のレイヤーを1人のスタッフが兼任していると、どれかが忙しくなると、他の全てがストップしてしまうからだ。 大局リソース ガイドライン、コンポーネントなど、会社全体にストックさ

    決して止まらないカイゼン体制を作りたい | 深津 貴之 (fladdict) | note
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    invent 2017/10/28
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