「プラネットアース」は今年度11集シリーズでお届けする大型自然ドキュメンタリーです。神秘の美しさにあふれる生命の星・地球の姿をNHKと英国のBBCが5年の歳月をかけて撮影・制作を続けています。 今週から4回にわたって「プラネットアース」のNHKスタッフが番組の裏話や見どころ紹介します。第1回はプロデューサーの岩崎弘倫がBBCとの共同制作の醍醐味を語ります。 番組は2002年から、その企画・構想が始まりました。BBCは海のシリーズで「ディープブルー」という映画にもなった大ヒット作があります。海だけでなく、陸上にもテーマを広げ「惑星・地球の最高のポートレート」を描く、という意気込みで始めたものです。 プラネットアースは普通の自然番組とちがって、動植物の生活ズバリというよりも、多種多様な生命が地球環境をどう使って生きているかという所に視点をおいています。淡水であれば、川には必ず上流、中流、下流