2011年11月16日のブックマーク (3件)

  • 国内初の現存する「氷河」を立山連峰で発見!

    調査実施者:立山カルデラ砂防博物館 福井幸太郎、飯田 肇、スタッフ 氷河とは、「重力によって長期間にわたり連続して流動する雪氷体(雪と氷の大きな塊)」と定義され、現在の日には存在しないとされてきました。しかし、立山連峰には厚い氷体を持つ万年雪が存在することが知られています。そこで、富山県立山カルデラ砂防博物館の研究チームは、立山連峰の大規模な万年雪の中に現存する氷河が存在しないかの確認調査を2009年から実施しました。注目したのは、立山の雄山(3003m)東面の御前沢(ごぜんざわ)雪渓、剱岳(2999m)東面の三ノ窓雪渓と小窓雪渓です。 氷体の厚さは、アイスレーダーを用いて地面までの距離を測定しました。氷体の流動は、氷体が露出する9月に雪渓上にポールを固定し、その位置を10月まで高精度GPSで測量して求めました。調査の結果、御前沢雪渓、三ノ窓雪渓、小窓雪渓ともに、厚さ20mの前冬の積雪の

    国内初の現存する「氷河」を立山連峰で発見!
  • asahi.com(朝日新聞社):次世代スパコン「予算削減」 事業仕分け3日目 - 2009政権交代

    次世代スパコン「予算削減」 事業仕分け3日目2009年11月13日13時23分 印刷 ソーシャルブックマーク 来年度予算要求の無駄を洗い出す行政刷新会議の「事業仕分け」は13日、3日目の作業に入った。文部科学省所管の「次世代スーパーコンピューター」の技術開発(概算要求額約270億円)は、財政難などを理由に予算総額の削減を求めた。地方交付税については、仕組みが複雑で非効率な予算執行があるとして「制度の抜的な見直しを行う」と結論づけた。 独立行政法人・理化学研究所が開発を進める次世代スパコンは、世界最高レベルの演算性能を目標に12年度の完成を目指し、神戸市のポートアイランドで建屋の建設が始まっている。これまで、今年度分を含めて計545億円の国費を投入。完成すれば、大気や海流など地球レベルの気候変動の予測や、地震による災害シミュレーションなどの研究のほか、ナノテクノロジー分野での産業利用などが

  • asahi.com(朝日新聞社):ES細胞の臨床試験、米社が撤退 経営上の問題で - サイエンス

    印刷  米バイオベンチャー、ジェロン(社・カリフォルニア州)は14日、ヒト胚(はい)性幹細胞(ES細胞)を使った臨床試験(治験)から撤退すると発表した。同社は昨年から交通事故などで脊髄(せきずい)を損傷し、手足がまひしたりした患者に対し、世界初のヒトES細胞を使った治験を手掛けていた。  経営上の問題が理由としている。治験で今のところ重大な副作用は確認されていないといい、すでに開始した治験は続けるが、新たな参加者は募らない。同社は「幹細胞治療計画の進展のため、技術的、財政的なパートナーを探している」としているが、同社は抗がん剤の開発に集中していくという。  同社の治験はヒトES細胞を使った再生医学の先端例として注目されているが、米紙ニューヨーク・タイムズによると、これまで4人に行われた治験で、効果がみられたとの結果は得られていないという。また米紙ワシントン・ポストは「希望を持たせておいて