水産庁は激減している、ウナギの稚魚、シラスウナギの資源回復に向けた対策会議を開き、漁業関係者に対して国内での漁獲の抑制とともに、中国や韓国などとも国際的に連携して有効な規制を検討していく方針を説明しました。 26日の会議には漁業関係者らおよそ100人が出席し、この中で水産庁は、国内で一定の大きさを超えた親のウナギの漁獲を禁止するといった対策を促していく方針を示しました。 さらに、シラスウナギは海外からの輸入も多いことから、中国、韓国など5つの国と地域の水産当局とも国際的に連携して有効な規制作りを検討していくことを説明しました。 これに対し出席者からは「今の漁獲抑制策では不十分だ」として、国内での規制の強化を求める意見が出されたほか、「中国などによる漁獲を減らさない限り、資源は回復しない」として国際的な規制も一段と強化するよう求める意見も出ていました。 シラスウナギを巡って、水産庁は去年6月
海水温が上昇している影響で、北海道東部の釧路町では、秋サケ漁に使う網の中に、この時期にはあまり見られないマンボウが大量に入り込み、漁業者を困惑させています。 北海道釧路町にある老者舞漁港の沖合では、今月24日から秋サケの定置網漁が解禁となりました。しかし網には漁の初日から連日、サケに混じって大量のマンボウが入り込み、その数は漁が始まってからの4日間で800匹以上に上りました。 NHKの取材班が網の中に潜ったところ、体長1メートルほどのマンボウが悠然と泳いでいました。マンボウは、漁業者にとって商品価値が低いうえ、大きなものは網や船のスクリューを傷つけてしまうため、いわばやっかいものです。30年間、定置網漁を続ける伊畑智さんは「秋サケの姿よりもこの時期にはあまり見られないマンボウのほうが多く、これでは商売にならない」と話していました。 海水温の変化に詳しい、独立行政法人北海道区水産研究所の黒田
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