ブックマーク / a-gemini.cocolog-nifty.com (5)

  • liber studiorum: 火中の栗

    例の件だが、コメント欄でやり取りが続いてるけど、apjさんはまだよく分かってなさそう。 増田がこんなこと言ってるんでネット右翼を笑えないエセ科学批判の科学者 ようはさ、何だかんだ理屈こねるけど、科学を絶対的真理だとどっかで誤解してて、それがいろんな言説の支えになってて、あげくのはてにエセ科学批判は市民運動みたいな言われ方までされるんだよ。だからさ、こういう人はとっとと切らないといけないんだよ。エセ科学批判する科学者としてはまとも、とかバカなこと言ってないでさ。周回遅れだのなんだのいって、結局なんにも分かってない、議論が実際に反映されてない、いい証拠だよ。エセ科学批判のまともな先生たちは、ここを反省しなきゃならないんだよって、何回いっても分かってもらえそうにないけどね。ここは、あえて火中の栗を拾いに行って、apjさんをきっちり批判しておこうと思ったのだが、私の言いたいことは、もう書かれちゃ

  • liber studiorum: apjさんへの応答(2)

    apjさんの新エントリ「レッテルを貼る奴を見ると無条件に攻撃したくなる 」は対話拒否の宣言と受け取りましたので、とてもむなしい気分になっているのですが、当初の予定通り続けたいと思います。 「火中の栗」へのapjさんのコメント。 言及されているようなので書いておきます。  私の方のコメント欄の内容があちこち振れたので、余計わかりにくくなっていますが、最初のエントリーを見ればわかるように、「今回、国籍法に反対した人が目立った理由」についての話をしているのであって、「ガキの国籍の話」なんか最初からしていないんですけど。「議論のテーマが違う 」から。 そもそも「ガキの国籍の話」なんかしてなくて、「国籍法改正に反対する人が目立って出てきた理由」の話をしていたのだからレイヤーが違うのは当たり前。国籍法改正の是非については、最初から議論するつもりは全く無かったので、エントリー内にも何も書いていなかったは

  • Liber Studiorum: 福岡伸一 vs. ダーウィニズム(5)

    これまでに見てきたように、福岡はしばしばダーウィニズムを歪めて描写している。 これは福岡がダーウィニズムに関して無知であることを示しているのだろうか? 実際、分子生物学者や発生学者の中にはダーウィニズムに関する無理解が往々にして見られる。 結局のところ、福岡は分子生物学者であって、進化生物学者ではないのだから、ダーウィニズムに関して無知であったとしてもしかたがないのではないか? しかし、福岡に関しては、単なる無知ですませることはできないのだ。 何しろ、福岡はドーキンスの『虹の解体』の翻訳者なのである。 驚くべきことに、福岡は『虹の解体』の「訳者あとがき」においても、ドーキンスの主張を歪めてしまっている。第9章で、ドーキンスは、セルフィッシュな遺伝子が互いに手を組むこともあるとして、「利己的な協力者」という概念を新しく導入してきた。ここで彼は、複数の遺伝子が協力して作り出す遺伝子の「気候もし

  • liber studiorum

    音楽とその他」改め科学教室:「能動的に学んで」 学生ら100人が受講--岡山 /岡山  高校、大学生に科学に親しんでもらう連続講座「楽しむ科学教室」が20日、岡山市駅前町2のサン・ピーチOKAYAMAであり、参加者約100人が第一線で活躍する科学者の知見に触れた。 ノーベル物理学賞の小柴昌俊東大名誉教授が理事長を務める平成基礎科学財団が主催。小柴名誉教授は「“楽しむ”とは能動的に学ぶこと。先生から聞いたことを自分で問い直し、さらに先生に質問をぶつけてほしい」とあいさつした。 著書「生物と無生物のあいだ」などで知られる分子生物学者、福岡伸一・青山学院大教授が「生命観を問い直す」と題して講義。福岡教授は狂牛病問題の例を挙げて「草動物の牛に、羊や牛の死体を加工した肉骨粉を与えることで、人間はある種の共いを生み出した。この結果、来、羊にしかなかった病気が種の壁を超えて牛に感染し、その影

  • Liber Studiorum: 池澤夏樹の欺瞞 -ドーキンスを擁護する-

    「週刊文春」2月14日号の、池澤夏樹「私の読書日記」より。最近になってドーキンスの『神は妄想である』(垂水雄二訳 早川書房)が刊行された。彼は神の不在を主張し、宗教の迷妄を攻撃し、科学の優位を宣言する。以前よりも過激で、どこか反宗教十字軍のようなところがある。最近のキリスト教とイスラム教の対立が影響したのか。 (略)  ぼくは信仰を持たず科学の思考法を信頼する者であるけれど、ドーキンスほど徹底的な宗教排除には賛成できない。それでは『カラマーゾフの兄弟』が読めなくなってしまう。宗教と科学はヒトの誕生以来ずっと培われてきた根源的な文化だ。その一方を無かったことにしてはいけないだろう。    はっきり言おう、上の池澤の文章は不正確な上に愚劣である。   上の文章を読むと、ドーキンスは、科学を振りかざして宗教を撲滅しようとする狂信的な人間であるかのような印象を受けるだろう。何しろ「過激」という言葉

    invictus
    invictus 2008/02/23
    "8章と9章では「価値判断」のレベルに踏みかんだ議論をしているが、それは合理的で常識的な立場から宗教を批判しているのであって、科学によって宗教を断罪しているのではない"
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