目に入る限り、英語圏のTwitterではこの話題に触れていない人はいないのではないか、というくらいの「大きなニュース」だ。 英国人であり米国人(市民権取得)である著名な文筆家(としか言いようがない)、クリストファー・ヒッチェンスが死去した。62歳。かなり前から食道癌で、それを公表して、その話題をBBCで語るなどもしていた。 非常に乱暴に説明すると、ヒッチェンスは大昔はガチ左翼で、80年代に米国に渡り、2001年には完全に「ネオコン」となっていた。その後も「あまのじゃく」キャラの(日本のテレビの文脈でいう表現としては)「コメンテーター」としてしばしば英メディアに出ていた……と、キーを打ちながらはたと考えるのだが、あの人は、何なのだろう、オクスフォード大出身だけど「歴史家」のようなアカデミックではないし、職業は元々「ジャーナリスト」だったそうだが、私が把握している範囲では、基本的に、「事実」の
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