昔は「発達障害」と言えばアスペルガー症候群をはじめとする自閉症スペクトラム障害でした。 今は「発達障害」と言えばまずADHDを想起する人も多いのではと思います。 DSM-ⅢからDVM-Ⅳを経て、今やDSM-Ⅴの時代となり、発達障害の概念も再編されました。 歴史の初期には女性当事者はほとんどが未診断でしたが、今は女性の診断済み当事者も沢山います。 そして今、初期の歴史は埋もれつつあります。日本のADHDの歴史上最大の凶事であるリタリン・バッシングを背景とするリタリン規制(成人ADHDへのリタリン適応カット)が当時のADHD当事者からどれ程多くを奪い去ったか、ほとんどの若い世代の人たちは知らないんですよね。自分たちを支える処方薬が、お上のご意向次第でいともあっさりと取り上げられてしまった過去は、二度と繰り返してはならないものです。 続きを読む
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