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ブックマーク / blog.tinect.jp (9)

  • 中年が人生に輝きを取り戻す、唯一のコツ

    むかし、「35歳を過ぎると、急に頑張らなくなる」という話を書きました。 「中年の危機」です。 なぜ35歳を超えると頑張らなくなるのか。それはロールプレイングゲームの終盤と同じだから。 私の世代であれば、ドラゴンクエストや、ファイナルファンタジーといったRPGに熱中した方も多いだろう。 だが、私は「最後までやりきったゲーム」が異常に少ない。 なぜなら、いつもラストダンジョンになると、やる気を失ってしまうからだ。 序盤はとても面白い。自分が強くなる実感が得られるし、新しい世界が次々に広がっていく。 ところが、中盤を経て、終盤になると、とたんにゲームはつまらなくなる。 作業的なレベル上げ。 探検しつくされた世界。 有り余るお金。 そうだ。 操作するキャラクターは強くなっているはずなのに、そこには「可能性」が無くなっているのである。 キャラクターが育ち、謎がとけ、世界の広がる可能性だ。 「可能性」

    中年が人生に輝きを取り戻す、唯一のコツ
  • これをやると「言語化が苦手な人」と、意思の疎通がしやすいかもしれない。

    様々な会社に訪問していると、それなりの頻度で「言語化が苦手な人」に遭遇する。 例えばこんな具合だ。 「プロジェクトの基要件を一つにまとめてマネジメントしたいんだけど。 例えば、一部のプロジェクトで必要なリソースを最初に一つの大きな枠組みで決めて、それを全部に使う、そんな感じ。」 「言葉にできてるじゃない」と思う方もいるかも知れない。 だが、当に言語化の苦手な人とは、「言葉にはできているのに、その内容が、他の人にとって難解過ぎる人」なのだ。 「言葉が出てこない」 「説明しにくい」 「なんと言えばいいのか迷う」 というのは、実は「言語の苦手な人」よりもかなりマシである。 なぜならば、「言語化できていない」という認識を自分自身で持てるからだ。 それに対して、真に言語化の苦手な人は、自分自身で「言語化が苦手」と気づいていない可能性が高い。 前職にもこんな人がいたが、 「あの人、あたまが良すぎて

    これをやると「言語化が苦手な人」と、意思の疎通がしやすいかもしれない。
  • 頭を使って働く人に、読書が絶対に必要な理由。

    先日、次女がやっている国語のドリルの答え合わせをした時のこと。 来であれば、文中にある表現を用いて 「郵便局のドアをあけた」 と解答しなければならないところ、次女は 「郵便局に行った」 と書いていた。不正解である。 そこで、これは間違いだと指摘したところ、「なんで?」と返された。 そこで、想像してみて「おうちのドアを開けた」と「おうちに行った」とは、そもそも意味自体が違うでしょう、と説明する。 ところが娘は「おんなじようなものじゃない?」と首をひねる。 なるほど、娘の認識の中では、「ドアを開けること」と、その場所に「行くこと」は同一視されていたということだ。 そこで、娘には「わずかでも言葉が違う、ということはそもそも、意味が違うということ、文中に使われている表現を、そのまま使わないと意味が変わってしまうので、不正解になる」といい含めた。 * 上の話を「いちいち細かいなあ」と思う方もいるか

    頭を使って働く人に、読書が絶対に必要な理由。
    invitingcat
    invitingcat 2023/06/22
    「知らない言葉」を「勝手に自分の知っている言葉に変換してしまう」という、悪い癖を放置することになる。 その結果、「自分の知らない言葉を調べず、都合のいいように類推してそのままにする」ということにもな
  • 「根性論」は悪だけど「継続力」は単なるスキルだから、さっさと身に着けたほうがいい。

    学校の歴史の授業中、よくふしぎに思っていた。 江戸時代に外国語を話せた人は、どうやって習得したのだろう? 辞書の入手も大変だっただろうし、そもそも最初はローマ字すら見たことがなかったはずだ。 それでも蘭学者は多くの蘭書を読んだし、オランダ商人と武器の取引をしたし、宣教師から洗礼を受けた。 いったい、どうやって? 杉田玄白はオランダ語の知識なしにどうやって翻訳したのか そんな疑問を思い出したきっかけは、特許翻訳をしている水野さんによる『語学力ゼロで8ヵ国語翻訳できるナゾ』というだ。 書のなかでは、そもそも「翻訳=高い語学力が必須」というのは思い込みだと書かれている。 たとえば、日語で「ジェット機」のウィキペディアを見てみると、 ジェット機(ジェットき)とは、ジェットエンジンを用い、その推力によって飛行する飛行機である。 ジェットエンジンにはターボプロップエンジンも含まれるが、ターボプロ

    「根性論」は悪だけど「継続力」は単なるスキルだから、さっさと身に着けたほうがいい。
    invitingcat
    invitingcat 2023/06/21
    根性はなくとも継続スキルの根気は失うな
  • 時間は「使い方」ではなく「何に使わないか」にこそ、本質がある。

    このが言わんとしているのは、結局3つ。 1.生産性を追求すると、追い込まれるだけで、ますます時間がなくなる 2.ゆえに「時間ができたら◯◯しよう」は永遠にやってこない。人生には「今」しかない。 3.だから、たくさんのことをするな、大事なことだけせよ 一言でまとめれば、 「時間がないことは、タスクをこなすスピードを上げることでは解決できない。「たくさんのことをしない」ことが唯一の解決策だ。」 という話で、ほかには何もない。 それを、一冊のを使ってじっくりと説得してくれる。 忙しすぎて、「自分の人生を生きているような気がしない人」にはとてもいいと思う。 * なお、同様の洞察はすでに、ピーター・ドラッカーの1966年の著書「経営者の条件」でなされていた。 私に「時間」について、はじめて深く考えるきっかけを与えてくれたのは、まさに、このだった。 そこには、こう書かれていた。 あらゆるプロセス

    時間は「使い方」ではなく「何に使わないか」にこそ、本質がある。
  • ジオシティーズの閉鎖で消えた「わからん科目攻略法」が、埋もれるのがもったいないので、ここで紹介する。

    かつて「​ワンランク上の勉強法」というサイトで”わからん科目攻略法”というものが紹介されていた。 これは非常に有用な技術なのだが、現在はジオシティーズの閉鎖に伴い閲覧不可能である。。 このまま埋もれてしまうにはあまりにも勿体ないので簡単に紹介し、今日はその技術を土台として自分の頭でモノを考えるという事がどういう事なのかを書いていこうかと思う。 最近全然頭使ってないなという人には参考になるかもしれない。 難しい概念にぶち当たったら、理解しようと思わないで10回読め あなたが物理の勉強を始めたと仮定しよう。 物理は難しい。 分野によっては一読しただけでは何が書いてあるのかサッパリ理解できない事も多い。 高校生の頃に早々に脱落してしまった人も多いだろう。 この難しい科目を”わからん科目攻略法”は「理解しようと思わずに毎日ただ目を通して10回ぐらい読め。そんで11回目にわかろうと思って読め」と説く

    ジオシティーズの閉鎖で消えた「わからん科目攻略法」が、埋もれるのがもったいないので、ここで紹介する。
  • 敗北者は虚空に向かって叫べ。強くキーを打て。そして公開ボタンを押せ。

    あるベテランのラジオのパーソナリティーが、新人パーソナリティーの番組にゲスト出演した。 そこで語られたのは、虚空に向かってひとりでしゃべる才能、ないしは病についてであった。 ひとりで二時間あまりしゃべることができるのは、一種の才能である。一種の病である。 ラジオ好きのおれはそれをおもしろく聞いた。 しかし、よくよく考えてみると、自分自身のことじゃないかと思った。 おれは虚空に向かってしゃべる才能がある。病がある。 しゃべるといっても、声を出して話すわけじゃない。 だれが読んでいるかもわからない、だれも読んでいないかもしれないブログに、自分の言葉をひたすらに書き続けてきた。そのことだ。 民放ラジオなんかに比べたら、無に近いほどはるかに規模が小さく、それこそ当の虚空を相手にして。 それでもおれは書き続けてきた。 おれには才能がない。金になるような才能がない。 それでも、おれは虚空に向かって書

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    invitingcat
    invitingcat 2023/03/30
    だが、そんなものはなんだというのだ。上を見ればきりがなく、下を見てもきりがない。 それがこの世の無限だ。
  • 仕事ってどうやったらできるようになるのかが何となくわかってきた。

    かつて仕事の覚えが悪くて色々と悩んでいた時期の時の話である。先輩医師から 「物覚えの良し悪しなんて、仕事質ではない」 「ぶっちゃけた事をいえば、仕事なんてのは99%の人にはやってれば自然とできるような性質のものでしかない」 「そういうほっておいたら誰でもできるような部分ではない部分にこそ、仕事当の大切なモノがある」 と言われた事があった。 当時は単なる慰めぐらいにしか思わなかったのだが、中堅ぐらいの年齢になった今、彼の言っていた事の意味が痛いほどによくわかる。 実際、仕事の”やり方”自体を身に着けられないという人はほぼ居ない。 多少は習得スピードに差はあるが、それでもせいぜい1~2年もあればその差は埋まる。 じゃあ誰でも仕事が同じようにできるようになるのかというと、それもまた否だ。 この差が何に起因するのか長い間よくわからなかったのだけど、最近になって「受験勉強への取り組み方で上手

    仕事ってどうやったらできるようになるのかが何となくわかってきた。
    invitingcat
    invitingcat 2022/12/31
    ここで役に立つのがハイキングコースで身につけた「人の話をキチンと聞いて、再現する技術」である。 「えっ?独学じゃないの?」と思う人も多いかもしれないが、この段階で独学を振り回すのはキケンである。
  • コミュ障は、「対立しながら協調」ができない。

    「コミュニケーション能力が足りない」。 もう、何年も前から耳にする言葉である。 コミュニケーション能力、という言葉に含まれるニュアンスは人によってさまざまだが、多くの人は「空気が読めない」「服装や清潔感に気を配ることができない」といった性質を思い浮かべるのではないかと思う。 発達障害という言葉が流行になった今なら、コミュニケーション能力の不足を発達障害と関連づけて考える人もいることだろう。 だが、そういったたぐいの「コミュニケーション能力が足りない」以外にも、見落としてはいけない問題がある。 それが、これから紹介する「対立しながら協調もできる」ができないタイプの問題だ。 他人を敵/味方でとらえ、そのとおりに動いてしまう人たち 確かに、空気が読めないのも服装や清潔感に気を配れないのもコミュニケーションの差し障りにはなろう。 たとえば不特定多数の人と知り合っていく際などは、相手とその周囲にどの

    コミュ障は、「対立しながら協調」ができない。
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