たとえば、GCによる停止時間を減らす(Ruby) Feb 23 Ruby 速ければ速いだけ素晴らしい Rubyで実行速度に神経質になるのはナンセンスな気がするけど、それでもやっぱり遅いよりは速い方がいい。 そこで今回は、明日から実践できる最適化テクニックを紹介する。 ここで触れるのはGCのチューニングではなく、明日から実践できるコーディングのテクニックである。 GCによる停止時間を減らすということ Rubyプログラムの実行速度が遅くなる理由の一つとして、GCの実行による停止時間が挙げられる。 というのもGCの実行時は、GCが正常に処理を終了するため、実行中のプログラムが一時停止してしまうためである。 これはmalloc/freeから解放された代償として許容しなければならないことであるが、できることならばこのGCによる停止時間を減らしたい。 GCは、メモリを確保している不要になったオブジェク