今までiPhoneでOpenGLアプリケーションを作るときに面倒だった要素の一つとして、テクスチャのロードの問題がありました。DirectX等はテクスチャを使いたい際に画像ファイルを指定するだけでそこから自動でテクスチャを生成してくれたりするのですが、OpenGLの場合はそういった機能は用意されていないので、iPhoneの場合も自分で画像ファイルを展開してからビットマップの配列に変換してテクスチャを生成する必要がありました。GLKitではテクスチャローダーというクラスが用意されていて、ファイルを指定するだけでテクスチャを使えるようになりました。便利。 なお、後述の通りこの部分に関しては公式ドキュメントと実際のSDKのAPIの仕様に差異があるため、不確かな情報となっています(2011.10.16現在)。十分に注意してください。 GLKTextureLoader これがファイルからテクスチャを