ハイチ・レオガン(Leogane)で、マグニチュード(M)7.6の大地震から1年後も断裂したままの道路(2011年1月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/Thony BELIZAIRE 【12月9日 AFP】ハイチや台湾で、台風やハリケーンが大地震を誘発した証拠を確認したとの研究結果を、米大の研究チームが8日、発表した。 米マイアミ大学(University of Miami)のシモン・ウドウィンスキ(Shimon Wdowinski)准教授(海洋地質学・地球物理学)とフロリダ国際大学(Florida International University)の研究チームは、過去50年間に台湾とハイチで発生したマグニチュード(M)6.0以上の大地震についてデータを分析。地震発生前の4年以内に被災地が激しい豪雨を伴う大型熱帯低気圧に見舞われていることを確認した。 ウドウィンスキ准教授は「豪雨によって