アニメブーム黎明期を盛り上げた、往年の名作アニメのリメイクが続いている。 まずは4月からTBS系列の日曜夕方5時枠、通称「日5枠」で『宇宙戦艦ヤマト』初代TVシリーズのリメイク版『宇宙戦艦ヤマト2199』がスタートする。1974年に読売テレビ制作・日本テレビ系列で放送され、社会現象を引き起こした歴史的ヒット作のリメイクとなる本作は、『ヤマト』でアニメに興味を持ったという出渕裕監督や、OP映像の絵コンテを担当をする庵野秀明をはじめとする、ファースト『ヤマト』世代がスタッフとして数多く参加し、大きな話題を呼んでいる。 原典(この場合、ベースとなった初代TVシリーズ『宇宙戦艦ヤマト』のこと)のエピソードをベースに、現代風に換骨奪胎し再構成。さらに想像力に幅を持たせるというか、わりとテキトーというか、その場の勢いまかせで作られていた原典の設定(青色と肌色が入り乱れるガミラス人とか)にしっかりとした