NECは2011年9月13日、高可用性クラスタリングソフトの新版「CLUSTERPRO X 3.1」を販売開始した。10月11日に出荷する。オプションによって、障害の予兆を検知して別システムに切り替えるようにした。価格(税別)は、本体が60万円から、障害検知オプションが30万円から。 CLUSTERPRO Xは、HA(高可用性)クラスタリングソフトである。ハートビートの応答によってサーバー機を死活監視する。応答が途絶えるとシステムが停止したと見なし、別のサーバーで処理を引き継ぐ。オプションを適用すると、OSやアプリケーションの詳細な稼働状況を調べ、OSやアプリケーションの再起動によってサービスを復旧させる、といった運用ができる。 新版では、オプションを増やし、新たにシステム障害の予兆を検知するエージェントモジュールを用意した。障害の予兆を検知することによって、実際に障害が発生する前に別シス
![NEC、障害を予兆できるHAクラスター新版](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)