NTTは、傘下のNTTドコモがスマートフォンの販売競争の激化で利益が伸び悩んでいることなどから、今後2年間、グループ全体で設備投資の抑制や人件費の削減などで合わせて4000億円以上のコスト削減を図る方針を明らかにしました。 NTTのことし4月から9月までのグループ全体の決算は、子会社のNTTドコモでスマートフォンの販売が伸びたことから、売り上げは5兆2300億円余りで、去年の同じ時期に比べて1.6%増加しました。しかし、スマートフォンの販売促進のために料金の割引きを行ったことなどで、本業のもうけを示す営業利益は3.3%少ない6600億円余りでした。 こうした状況を受けて、NTTは、今後2年間、グループ全体で設備投資の抑制や人件費の削減などで合わせて4000億円以上のコスト削減を図ることになりました。 NTTでは、今後、コスト削減の具体的な方法を決めるとともに、インターネットを通じてさまざま