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2017年3月8日のブックマーク (8件)

  • 「ユーザーの声を聞く」のはいいことなのか、悪いことなのか

    「そんな記事は読者は求めていない」。日経エレクトロニクスの編集会議では、記者の企画提案に対してたまにこのような意見が出ることがあります。読者アンケートの結果から見て、その企画で記者が書こうとしている分野にニーズはない、というのです。 確かに、読者が興味がない分野の記事に注力するのは無意味なことに思えます。一方で、「顧客は自身の真のニーズに気付けないことが多い」というのも、また事実です。 T型フォードで「大衆車」という全く新しい分野を切り開いたHenry Ford氏が、「もし私が顧客に『何が欲しいか』と尋ねていたら、『もっと速い馬』だと答えただろう」と語ったという逸話はあまりに有名です。「Steve Jobs氏がiPhoneを開発できたのは、顧客の声を聞かなかったからだ」という意見もよく聞きます。書籍「イノベーションのジレンマ」には、既存顧客の声だけを聞いて持続的イノベーションを続けていた企

    「ユーザーの声を聞く」のはいいことなのか、悪いことなのか
  • 確定申告のデザインプロセス - taninnosorani blog

    昨年度、会計freeeの確定申告のUIをリニューアルしました。 進め方は以下の通りです。 理解 アイディア ストーリー UI ビジュアルデザイン 開発 フィードバック 理解 まず問題ですが以前の確定申告書作成機能でも大きな問題はありませんでした。馴染みのある申告書のレイアウト上に入力欄を配置し、ユーザーは額を入力していく直接入力というスタイルで簡単に完了できます。ただ開業して初年度のユーザーはどこに何を入力すればいいのか分からず、確定申告の知識が必要となっていました。これを解決するために確定申告の理解から始めます。 確定申告を終わらせるだけであればさほど難しくありません。大雑把に言えば1年の収支を記載するだけでほとんどが終わります。ですが確定申告の目的は収支を記入するだけではなく収入から経費と控除を差し引いた所得金額を算出することです。収支の入力が簡単な確定申告ソフトであれば数多くあります

  • スタートアップの M&A が大企業の R&D を食べる: M&A is eating R&D

    スタートアップ界隈での 2016 年の一つの大きな潮流としては、「IT 分野以外の大企業が IT スタートアップの M&A (企業の合併や買収) を盛んに行いはじめている」ことが挙げられます。たとえば以下のような M&A が 2016 年に実施されました。 アシックスが Runkeeper を買収ユニリーバが Dollar Shave Club を約 1,000 億円で買収自動車業界では GM が Cruise を約 1,000 億円で買収 (その他、GM はLyft への出資や 500 Startups との提携を実施)、Ford が Chariot などを買収ウォルマートが約 3,500 億円で Jet を買収出版社の Hachette Livre が脳トレアプリ Peak を買収これまでも IT 企業による同領域の IT 系スタートアップの買収や、Acqui-hire と呼ばれるよう

    スタートアップの M&A が大企業の R&D を食べる: M&A is eating R&D
  • Wantedly(ウォンテッドリー)はたらくを面白くするビジネスSNS

    Wantedlyは、運命のチームや仕事に出会えたり、人脈を広げ、ビジネスの情報収集に使えるビジネスSNSです。

    Wantedly(ウォンテッドリー)はたらくを面白くするビジネスSNS
  • あなたのスタートアップのアイデアの育てかた

    スタートアップのアイデアを得る方法について、Y Combinator (Paul Graham, Sam Altman, Paul Buchheit) と Peter Thiel、Chris Dixon の考え方を中心に解説したスライドを書きました。タイトルは「あなたのスタートアップのアイデアの育てかた」です。 アイデアの発案の仕方については諸々ある書籍や資料から学んでいただければと思うのですが、今回は主にスタートアップのアイデアについてという一部領域でのアイデアの気づきかた、育てかたに絞って解説しています。 もちろんこの方法が唯一の正解の方法であるとは限りませんし、仮に正しいプロセスだとしても、正しいプロセスから素晴らしいスタートアップのアイデアが常に出てくるわけではありません。ただ、Y Combinator をはじめとした彼らの考え方は、一つの参考になる考え方ではないかなと思いますので

    あなたのスタートアップのアイデアの育てかた
  • 論理的思考、デザイン思考、そしてスタートアップ思考の時代へ

    新書『逆説のスタートアップ思考』が明日 3/8 に Amazon 他の書店で発売されます。この記事はその書籍を読む前後に読んでもらえると、の内容の見通しがよくなるのではないかと思います。 さて、タイトルの中にある「スタートアップ思考」は、Peter Thiel の Zero to One 第一章『僕たちは未来を創ることができるか』の最後の見出しから取ってきたものです。 ここで言うスタートアップ思考とは一体何なのでしょうか。私の現在の理解の範囲では、「自分の頭で考える」「自分の意志を持つ」「自分で決める」ということで、まとめてしまえば非常に凡庸なものかな、と思っています。 ただこれは、スタートアップ的な考え方を持つ創業者や投資家が、起業家志望の相談に乗っているときに 「で、君だけのユニークな洞察は何?」「で、君はどうしたいの?」といった、個人の意志や考えを確認してくることが多いことに符合し

    論理的思考、デザイン思考、そしてスタートアップ思考の時代へ
  • デザイン思考における課題定義のコツとは? – デザイン思考を学ぶ Part3 デザイン会社 ビートラックス: ブログ

    ■デザイン思考 – 5つのプロセスデザイン思考とはデザイン的考え方をビジネス・生活に役立てるメソッドで、大企業から一部のスタートアップ企業まで幅広く使われ始めている。下図は、Stanford大学のDスクールが提唱する5つのプロセスであり今回の記事では2つ目のステップである「Define(課題定義)」を説明する。 Define(課題定義)デザイン思考の2つ目のプロセスであるDefine(課題定義)ではどのようなニーズがあるのかといった事を選定するプロセスで解決するニーズをクリアにするというのが目標だ。 Target UsersUser NeedsMarket ConditionThe Future選定するのはニーズだけではなく、ターゲットユーザーや市場がどのような状態になっているかも選定する。btraxでは4つ目として、未来にどういった変化が起こるかを選定するという項目も追加している。 ■T

    デザイン思考における課題定義のコツとは? – デザイン思考を学ぶ Part3 デザイン会社 ビートラックス: ブログ
  • なぜプロダクト思考がUXデザインのNext Big Thingなのか?

    UXというと、シンプルで美しく、使いやすく、ユーザーの生活をより良くする機能をもった製品を、多くの人は思い浮かべるでしょう。しかし実際には、機能というのは製品のほんの一部でしかなく、ユーザーが直面する問題に対する考えうる数多くのソリューションの内からわずかなものを提供しているにすぎません。 プロダクト思考(Product Thinking)は、ユーザーが抱える特定の問題に着目し、対処し、目標を達成し、売上を上げるまでの一連の流れを意味します。 UXで大事なのは、製品の機能ではありません。ユーザーが製品でなにをするかが大事なのです。 Uberの中心となるUXは、いつでもタクシーを簡単に呼べることです。このUXにおいて特徴的なものに、タクシーの到着時間を正確に表示するという機能があります。しかし、Uber自体はこの表示がなくても、常にサービス提供されています。この到着時間の表示は、製品自体の存

    なぜプロダクト思考がUXデザインのNext Big Thingなのか?
    ir_takt
    ir_takt 2017/03/08
    ユーザー観察に関するクリステンセンの事例