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ゲームとSFに関するirbsのブックマーク (6)

  • 本物のサイバーパンク体験はPS4の壊れたナイトシティにしか存在しない――『サイバーパンク2077』 - 名馬であれば馬のうち

    過去を忘れることはできず、現在を思い出すことはできない。――マーク・フィッシャー PCPS5、Xbox series X。 完成された棺桶(コフィン)で『サイバーパンク2077』を遊んでいる人間は不幸だ。 なぜならきらびやかな高解像(ハイ・レズ)だとしてもそれは紛い物の夢に過ぎない。物の端末機(ピーエスフォー)で〝夜の街(ナイト・シティ)〟に没入(ジャックイン)する400万人、そう、我々こそ、真のネットランナーであり、サイバーパンクだ。 十二月。三度目か四度目の発売延期を経て、汎病禍(パンデミック)にあえぐ我々に福音が届く。『サイバーパンク2077』。ビタミンDの足りない憂な我々にとって最高の妙薬だった。 キャラメイク、チュートリアル、そして最初のクエストを手際よく終え、高鳴る鼓動をなだめつつ編に突入する。グッドモーニング、ナイト・シティ。 塒にしている高層環境建築(アーコロジー)

    本物のサイバーパンク体験はPS4の壊れたナイトシティにしか存在しない――『サイバーパンク2077』 - 名馬であれば馬のうち
  • 【SF史に残る(べき)ゲームたち】第1回:メタルギアシリーズ――現代SF最高の達成

    記念すべき第一回では、「メタルギア」シリーズを扱う。 「メタルギア」シリーズは、SFというジャンルにおいて、ゲームにおける表現が最も優れたものになってしまったという事態を決定的に示す作品である。ゲームというメディアの固有の性質が、SFの主題、展開、表現方法、映像、体験……などなどと複雑に絡み合って非常に高度な達成を行った記念碑的作品であり、ゲームという芸術の最高峰に位置する作品であると断言して構わない。 論が重視するのは、そのメディア自身の科学的・技術的な進歩と、形式と内容が相互関係を持つ類のSFゲームである。SFというジャンルが、ミステリやホラーなどの他のジャンルと決定的に違う部分はそこにある。日SF大賞を設立した小松左京や筒井康隆はそれを明確に意識していた。ここではそれを、「メディア技術との随伴性」と呼ぶことにする。 その観点からすれば、「メタルギア」は、日SFの、近年における最

    【SF史に残る(べき)ゲームたち】第1回:メタルギアシリーズ――現代SF最高の達成
  • 現実をポケモンが徘徊する〜電脳コイル化するポケモンGO

    ポケモンGO」ファーストインプレッション まだ2日くらいしかたっていないのだけど、各所で歩きスマホする人を見かけるようになったのは、「ポケモンGO」のリリースの影響なのだろう。他方で、既に述べていたように神社などではこのゲームのプレイを禁止するところも出てきて(記事)、それ自体は神社側も予想できていたことだとはいえ、非常に興味深い動きになっているなと思う。 勤め先の大学でも、試験期間中とはいえリリース直後は祭り状態だった。話を聞いてみると、学内を一周するとちょうどポケストップが回復するらしく、歩きスマホする学生が多数。数人のグループで「えっこれどうやるの」などと話しながら歩いていたり、サークルを作って座り込んで画面を見せ合ったり。この世代って約10年前のモンハンブーム(ポータブルの2nd〜2nd G)くらいに小学校高学年〜中学生くらいのはずなのだけど、塾の帰りとかに輪になってモンスター狩

    現実をポケモンが徘徊する〜電脳コイル化するポケモンGO
  • [E3 2016]不気味な住人たちから正気を隠して生き延びろ。異色のサバイバルゲーム「We Happy Few」のアーリーアクセスが7月26日スタート

    [E3 2016]不気味な住人たちから正気を隠して生き延びろ。異色のサバイバルゲーム「We Happy Few」のアーリーアクセスが7月26日スタート ライター:奥谷海人 カナダのインディーズ開発スタジオであるCompulsion Gamesが開発中の一人称視点サバイバルアドベンチャー「We Happy Few」(PC / Xbox One)。その開発途上最新版によるライブデモが,E3 2016のMicrosoftブースに出展されていた。7月26日には,Steamでアーリーアクセス版,Xbox LiveではXbox Preview版が発売となるという作をプレイしてきたので,紹介したい。 We Happy Fewは,第2次世界大戦でイギリスがドイツに降伏してしまったために,イギリス国民が極度のうつ状態にあるという架空の歴史をベースにした作品。薬物の服用によって無理やり躁状態にされている人々

    [E3 2016]不気味な住人たちから正気を隠して生き延びろ。異色のサバイバルゲーム「We Happy Few」のアーリーアクセスが7月26日スタート
  • H.R.ギーガー氏らに影響を受けた不気味な画風の『Scorn』、奇想の惑星を描いた一人称視点ホラーアドベンチャー - AUTOMATON

    ホーム Indie Pick H.R.ギーガー氏らに影響を受けた不気味な画風の『Scorn』、奇想の惑星を描いた一人称視点ホラーアドベンチャー 発売前や発表されたばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第228回目は『Scorn』をピックアップする。 『Scorn』はEbb Software studioが手がける一人称視点のホラーアドベンチャーゲーム。2014年にKickstarterにてクラウドファンディングキャンペーンをおこなったが、思うように資金を集めることはできず最終的にキャンセルとなってしまった。のちに外部からの出資を受けプロジェクトの続行を発表するも、しばらく音沙汰がなかった。先日、約1年ぶりに情報が更新され、新たなアートワークとスクリーンショットが公開された。またレベルデザインとテストプレイもほぼ終了して

    H.R.ギーガー氏らに影響を受けた不気味な画風の『Scorn』、奇想の惑星を描いた一人称視点ホラーアドベンチャー - AUTOMATON
  • FTL: Faster Than Light レビュー - ローグライクの中毒性を持つ戦術シミュレーション。 - ゲームキャスト

    FTL: Faster Than Light (itunes 1,000円 iPad専用) 『FTL: Faster Than Light』は、強大な反乱軍から逃れつつ宇宙を進み、単騎で敵の母艦を叩く戦術シミュレーションだ。 宇宙のマップは毎回ランダムに生成され、戦術ゲーム版のローグライクと言っても差し支えないプレイ感覚。 「難しいけども、ゲームを知るほどに先に進めるゲームが好き」 そんな方にはぜひ、このミッションに挑んでもらいたい。 プレイヤーは宇宙船の艦長となり、クルー(乗組員)に指示を出して反乱軍の母船まで孤独な旅を続けることになる。 まずは相棒となる船とクルーを選ぼう(初期はスタンダードなものしか選べない)。 船を選ぶと早速ゲームスタートだ。 星図から近くにある星を選び、EXIT(星図右の緑マーク)目指してジャンプ(ワープ)先を選ぼう。 ▲後ろからは反乱軍が迫ってくるので、もたもた

    FTL: Faster Than Light レビュー - ローグライクの中毒性を持つ戦術シミュレーション。 - ゲームキャスト
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