2010年12月17日、チュニジアのシディブジドという町で、警察に商売道具を没収された露天商のモハメド・ブアジジさんが、警察署の前で自らの身体に火を放った。今週土曜日で、それからちょうど1年になる。 個人的に「今年の人」はマーティン・マクギネスなのだが(<お笑い大統領選挙)、「今年存在を知って、強く印象付けられた人」の1人であるジャーナリストのエイマン・モハルディーン(元アルジャジーラ・イングリッシュ、現NBC)のレポートで私が最初に見たのは、ブアジジさんが息を引き取り、ベンアリ大統領が国外に逃亡したあとのこの現地からの報告だった(これを見たときはまだ、彼の名前など把握してもいない)。YTへのアップロード日は1月19日となっている。 続いて、これも見た。農業がさかんな地域だと説明されているシディブジドの人たちは、首都チュニスの人たちとは全然雰囲気が違う。 チュニジアからこれらの報告をしたエ
![いわゆる「アラブの春」の始まりから丸一年になろうというときに、「抗議する人々」の話題](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5ad3932e2d079a6269f606dd581dbd6155387b9c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnofrills.up.seesaa.net%2Fimage%2Fogp_image.jpg)