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2011年12月16日のブックマーク (6件)

  • コンゴ大統領選不正から内戦が誘発されるか: 極東ブログ

    「アラブの春」や「欧州危機」の話題に隠れて国内では報道されない、というほどことでもないが、コンゴの不穏な状態について、その内情についての報道は見かけない。ざっと見渡したところ、扱っているブログもなさそうだし、想定外の方向に展開する可能性もあるかもしれないのでメモしておきたい。 コンゴの現状について日国内報道がないわけではない。11日NHK「コンゴ 大統領選後混乱で4人死亡」(参照)より。 アフリカ中部のコンゴ民主共和国で、選挙管理委員会が現職の大統領の再選を発表したことに野党の支持者が反発し、治安部隊との衝突で、少なくとも4人が死亡しました。 今回の事態だが、当面の話の発端は11月28日の大統領選挙の投票である。選挙管理委員会は12月9日、現職のカビラ大統領が49パーセントで1位、野党党首チセケディ氏が32パーセントで2位と発表したが、野党側は選管発表を受け入れず、一部が暴徒化した。野党

  • 消えた年収>「年収300万円以下」が58%になった沖縄のトホホな現実

    沖縄 <沖縄の指数> 給与総額(0.92)=勤労者数(1.04)×平均年収(0.89) <うち中小企業の指数> 給与総額(0.92)=勤労者数(1.04)×平均年収(0.89) ◆年収 給与総額1割減の沖縄 沖縄国税事務所の管内は、沖縄県である。沖縄の給与総額は、9888億円から9136億円になり、752億円減で0.92。その主な要因は、平均年収の減少である。374万円から330万円になり、41万円減で0.89。勤労者は、26万人から27万人になり、1万人増で1.04。 ◆減少した男性 増加した女性 沖縄の給与総額を性別にみてみる。男性の給与総額は減少している。一方で、女性は増加している。 男性の給与総額は、7145億円から6191億円になり、953億円減で0.87。主な要因は、平均年収の減少である。442万円から400万円になり、42万円減で0.90。勤労者数は16万人から15万人になり

  • 誰も伝えないブータンの「格差」拡大 国王と王妃の笑顔だけでは国民は幸せになれない | JBpress (ジェイビープレス)

    ブータンのワンチュク国王とペマ王妃の訪日は大きな話題になった。ワンチュク国王の優しげな風貌と共に、ペマ王妃の美貌が人気の秘密だろう。雨の金閣寺での報道写真撮影の際に住職に傘をさしかけるなどの細やかな心遣いも、日人の琴線に触れたようだ。 旅行社にブータン旅行の問い合わせが殺到していると言う。王室外交の目的は友好を育み自国のイメージを高めることだから、訪日は大成功だったと言って良い。 ブータンが「GNH」(国民総福祉量)の増大を国是に掲げていることから、マスコミではブータンを「幸福の国」とする報道が目立った。 しかし、現在、そのブータンも悩み多き国に変わりつつある。GNHを国是に掲げても、国民の多くが幸せと感じる国を維持することは難しい。 今回は、アジアで普遍的に起きていることが、ブータンでも生じていることを述べたい。 それは経済が発展し始めると、土地価格が上昇することである。この現象は世界

    誰も伝えないブータンの「格差」拡大 国王と王妃の笑顔だけでは国民は幸せになれない | JBpress (ジェイビープレス)
  • 警察が漁村を「兵糧攻め」、地元当局の不正に抗議続ける

    中国・広東(Guangdong)省烏坎(Wukan)村で、当局の不正に抗議する村民ら。この写真は、住民が携帯電話で撮影した(2011年12月15日撮影)。(c)AFP 【12月15日 AFP】土地をめぐる地元共産党当局の汚職に対して住民らが抗議を続けている中国南部・広東(Guangdong)省烏坎(Wukan)村で、8日から警察が村を包囲して「兵糧攻め」にしている。村では水や糧が底を付きかけているが、村民たちは抵抗を続けると話している。 ■逮捕された村民が急死 烏坎村は人口約1万3000人の漁村。村民たちは、地元当局が不正に村の土地を収用し、元の持ち主に賠償もしてこなかったとして抗議を続けてきた。9月には村民らが警察署を襲撃し当局との衝突する事件も起きている。 警察は9日、9月の暴動に関与したとして村民5人を逮捕したが、暴動を主導したとされた村の指導者の1人、薛錦波(Xue Jinbo)

    警察が漁村を「兵糧攻め」、地元当局の不正に抗議続ける
  • 「疫病と世界史」はスゴ本

    感染症から世界史を説きなおしたスゴ。 目に見えるものから過去を再現するのはたやすい。事実、書簡や道具から過去を再構成することが歴史家の仕事だった。が、この一冊でひっくり返った。「目に見えなかったが確かに存在していたもの」こそが、人類史を条件付けていたことが、この一冊で明らかになった。 著者はウィリアム・マクニール、名著「世界史」で有名だが、書では、感染症という観点から世界史を照らす。欠けている部分は推理と計算を駆使し、見てきたかのような想像力を見せつける。それは、面白いだけでなく、状況証拠を示すことで強力な説得力を併せ持つ。 書の結論はこうだ。 人類の出現以前から存在した感染症は、人類と同じだけ生き続けるに違いない。人類の歴史の基的なパラメーターであり、決定要因であり続ける。 書は、宿主である人と病原菌の間の移り変わる均衡に生じた顕著な出来事を探っていく。帝国や文明の勃興・衰亡レ

    「疫病と世界史」はスゴ本
  • 「黒の衝撃」受け継ぐ若手 ヨウジヤマモトら登場30年

    印刷 メール 「黒の衝撃」受け継ぐ若手 ヨウジヤマモトら登場30年 左からメゾン・マルタン・マルジェラ、サカイ、フェノメノン=2012年春夏作品。大原広和氏撮影 コムデギャルソン(1982年の作品、ピーター・リンドバーグ氏撮影) ヨウジヤマモト(1983年の作品) 2人の日人デザイナーがパリのファッション界に大きな衝撃を与えたのは、ちょうど30年前のことだった。そして今、2人の挑戦的スピリットを受け継ぐ「子供」と自任する若い世代のデザイナーの活躍が目立っている。経済の停滞や社会不安が広がる中、既成の枠組みへの反抗心をかき立てた「黒の衝撃」の精神はなお、後続を魅(ひ)きつけている。 1942年生まれの川久保玲、一つ年下の山耀司がそろってパリ・コレクションにデビューしたのは81年春。どちらもほとんど黒一色で、ボロのようにほつれ、形はゆったりとして非構築的だった。 「みじめな貧乏ルック」との

    「黒の衝撃」受け継ぐ若手 ヨウジヤマモトら登場30年