1967年の第3次中東戦争でイスラエル軍が破壊した直後のエルサレム旧市街「ムグラビ地区」(中央手前)と「嘆きの壁」、アルアクサ・モスク。イスラエル政府提供(1967年6月12日撮影)。(c)AFP PHOTO / GPO 【6月16日 AFP】イスラエルが55年以上前に破壊したエルサレム旧市街のモロッコ人居住区「ムグラビ(Mughrabi)地区」が、15日にリリースされた携帯アプリによって3DCGに再現されようとしている。 エルサレム旧市街の「嘆きの壁(Western Wall)」の前にあったムグラビ地区は、十字軍(Crusaders)を破ったサラディン(Saladin)が1187年に建設した。 だが、1967年の第3次中東戦争(Six-Day War)で東エルサレムを占領したイスラエル軍は、わずか数時間で100棟以上の建物を破壊。約1000人いた住民を追放してイスラエル人の入植を開始した