大阪・豊中市の国有地の売却問題で、この土地に小学校の建設を進めている学校法人・森友学園が開校から2年をめどに黒字になるとする収支計画書を提出していたことがわかりました。この小学校をめぐっては、安定した学校運営ができるのか危ぶむ意見が相次ぎ、大阪府は、来月の開校を認可するか検討を進めています。 この問題でNHKは、森友学園が大阪府の私学審議会に提出した、小学校の運営の今後10年間の収支計画書を入手しました。それによりますと、小学校が開校する平成29年度は、1年生と2年生の定員合わせて160人に対し、入学予定者が50人で、1億円余りの赤字となるものの、平成30年度以降は、定員の100%の児童が入学し、さらに、平成31年度にはおよそ166万円の黒字になるとしています。 また、入学者を安定的に確保するため、体験授業や見学会を頻繁に行い、保護者による口コミに期待するなどとしています。 この小学校をめ