<沖縄県立博物館・美術館>天皇コラージュ展示せず 沖縄県教委と博物館・美術館 企画者に自粛要請 4月14日10時20分配信 毎日新聞 沖縄県教委と沖縄県立博物館・美術館(那覇市)が、同館の美術展で展示予定だった昭和天皇の肖像写真を使った版画14点について「教育的な配慮が必要」として、出展しないよう企画者に要請し、企画者側が応じていたことが明らかになった。 県教委などによると、美術展は問題の作品群を除外し、11日に開幕している。企画者は、昭和天皇の肖像写真を尾形光琳の作品の断片や女性のヌードなどとコラージュして版画化した大浦信行氏の作品「遠近を抱えて」の出品を計画していた。 これを知った県教委が1月、指定管理者(民間)に「展示には教育的配慮が必要」と通知し、館長も「教育施設での展示にふさわしくない」と判断。企画者が最終的に出展を取りやめたという。 「遠近を抱えて」を巡っては富山県教委が