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ブックマーク / urag.exblog.jp (18)

  • 8月新刊案内:ギルロイ『ユニオンジャックに黒はない』月曜社 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    月曜社 2017年8月 体予価3,800円 四六判(縦188mm×横128mm×束30mm) 上製576頁 ISBN978-4-86503-049-5 内容:〈人種差別〉と〈ポピュリズム〉の結託に抗する闘いと思考――ギルロイのデビュー作、ついに邦訳なる。警察による過剰な取り締まりと暴動、レゲエやパンクなどの抵抗的音楽をつうじて戦後英国における人種差別の系譜を批判的に辿りながら、法と秩序、そして愛国心のもとで神話化された〈国民〉というヴェールを引き剝がす。 日語版への序文 謝辞 序章 人種は月並みなものである 第1章 「人種」、階級、行為体 対自的な人種と即自的な階級 階級の編制 人種の編制 第2章 「囁きが起き、戦慄が走る」――「人種」、国民、エスニック絶対主義 「人種」、国民、秩序のレトリック 平時と戦時における国民共同体 国家と家族のなかの文化とアイデンティティ 結論 第3章 無法

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    irureme 2017/06/26
  • 本日取次搬入:リピット水田堯『原子の光(影の光学)』 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    日取次搬入の弊社新刊のご案内です。書店さんの店頭には明日より順次並び始める予定です。著者のリピット水田堯(Akira Mizuta Lippit: 1964-)さんは映画論、映像文化論、比較文学研究、日文化論などのジャンルにおいて海外で活躍されている研究者です。現在、南カリフォルニア大学教授(映画技術研究科学科長)、城西国際大学メディア学部客員教授、学校法人城西大学「日/アジア映像研究センター」所長でいらっしゃいます。御母様は高名な女性学研究者、水田宗子さんで、さいきん思潮社さんから詩集『アムステルダムの結婚式』を、そして平凡社さんから評論『大庭みな子 記憶の文学』を上梓されています。御祖父様は、城西大学の創立者で通産大臣や大蔵大臣を歴任された政治家の水田三喜男さんです。堯さんご人の思想的系譜としては、ジャック・デリダの弟子筋にあたります。 ◆『原子の光(影の光学)』概要 ※今回の

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    irureme 2014/08/14
  • 日本初のネグリ研究書:廣瀬純『アントニオ・ネグリ』青土社より | URGT-B(ウラゲツブログ)

    弊社出版物の著訳者の方々の最近のご活躍をご紹介します。 ★廣瀬純さん(著書:『絶望論』、共著:コレクティボ・シトゥアシオネス『闘争のアサンブレア』、訳書:ヴィルノ『マルチチュードの文法』、共訳書:ネグリ『芸術とマルチチュード』) ありそうでなかった日初のネグリ研究書となる『アントニオ・ネグリ――革命の哲学』を青土社さんより上梓されました。序章と終章を合わせ全6章構成で、うち、第2章から第4章が「思想」誌や「現代思想」誌などで発表されたもので、残りが書き下ろしです。付録として、ネグリがバリバールの『ヨーロッパ、アメリカ戦争』(大中一彌訳、平凡社、2006年)について書いた書評が訳出されています。 アントニオ・ネグリ――革命の哲学 廣瀬純(1971-)著 青土社 2013年12月 体1,900円 四六判上製198頁 ISBN978-4-7917-6751-9 帯文より:マルクスとレーニン

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    irureme 2014/01/11
  • 本日取次搬入:千葉雅也『動きすぎてはいけない』河出書房新社 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    動きすぎてはいけない――ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学 千葉雅也(ちば・まさや:1978-)著 河出書房新社 2013年10月 体2,500円 46変形判上製372頁 ISBN978-4-309-24635-2 帯文より:接続過剰(つながりすぎ)の世界から「切断の哲学」へ。思想界の超新星、衝撃のデビュー作。“もっと動けばもっとよくなる”“もっともっとつながりたい”……動きすぎ、関係しすぎて、ついには身動きがとれなくなった世界でいかに生きるか。待望のドゥルーズ入門。 推薦文:「ドゥルーズ哲学の正しい解説? そんなことは退屈な優等生どもに任せておけ。ドゥルーズ哲学を変奏し、自らもそれに従って変身しつつ、「その場にいるままでも速くある」ための、これは素敵にワイルドな導きの書だ」(浅田彰)。 推薦文:「超越論的でも経験的でもなく、父でもなく母でもない「中途半端」な哲学。書は『存在論的、郵便

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  • 9月上旬刊行予定:松本俊夫『逸脱の映像――拡張・変容・実験精神』 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    2013年9月上旬発売予定 *芸術(映画論・映像文化論) 逸脱の映像――拡張・変容・実験精神 松俊夫=著 金子遊=編 月曜社 2013年9月 体3,600円 46 判(130x190mm)上製312 頁 ISBN978-4-86503-004-4 武満徹や寺山修司、湯浅譲二などと数々の実験映画/映像を世に問うてきた松俊夫、20数年ぶりの単著! 〈逸脱〉という概念を核に、制度的なものの規範を揺さぶり、創造的カオスを誘発し続ける、松俊夫のラディカリズムの現在性とは……。1980年代から現在にいたるまでの論考と対話を精選した松俊夫6冊目の映画/映像批評集。武満徹との対談「イメージと思考を喚起するもの」(1978年)も収録。 著者=松俊夫(まつもと・としお)1932年生まれ。映画監督・映像作家・映画理論家。『薔薇の葬列』『ドグラ・マグラ』などの劇映画と平行して、実験映画やビデオアートの

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    irureme 2013/09/01
  • 注目新刊:ディディ=ユベルマン『ニンファ・モデルナ』、ほか | URGT-B(ウラゲツブログ)

    ニンファ・モデルナ――包まれて落ちたものについて ジョルジュ・ディディ=ユベルマン著 森元庸介訳 平凡社 2013年6月 体3,000円 A5判上製230頁 ISBN978-4-582-70280-4 帯文より:ヴァールブルク未完の研究『ニンファ・フィオレンティーナ』の歌取り。時の無意識を見つめ、イメージのパトスを時間と地理を超えたドレープとして繰り広げる華麗な縁部。イメージ=徴候=落下の等式から、「人間の生が意欲することなくしてそこにこめる、不思議な美しさ」を救済する。アナクロニズムにもとづく歴史記述の大胆な実践、イメージ人類学の見事な成果。記憶、欲望、時間を横切るニンファ――パラドクスにみちた時の残存、アウラを放つその特性なきヒロインの運命。 目次: ニンファについて、その落下について 聖女について、その遺物について モードについて、そこから捨てられたものについて 街路について、そ

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    irureme 2013/08/01
  • 7月上旬発売予定:竹田賢一の初評論集『地表に蠢く音楽ども』 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    2013年7月8日取次搬入予定 【音楽評論】 地表に蠢く音楽ども 竹田賢一著 月曜社 2013年7月 体3,800円 四六判(タテ190mm×ヨコ130mm)上製504頁 ISBN978-4-86503-003-7 内容:アンダーグラウンド音楽シーンに絶大な影響を与えてきた稀有なイデオローグ/オルガナイザー、待望の初評論集! 巻末に書誌(年代順発表テクスト一覧)、人名および事項索引を完備。解説:細川周平「1Q68の長い長い余波」。別刷8頁付録栞:坂龍一「竹田賢一」(再録)、佐々木敦「困難と悦び」、高橋悠治「死んだ歴史、ではなかった」、土取利行「ケンちゃんの耳は」、中原昌也「再び生きる喜びを」、町田康「とてもとても大切な」。 帯文より:「音が鳴って、音を聞いて、音を書いて、音を呼んで、そして音を知る! 竹田賢一の鼓膜は、前衛銀河の鼓動に共鳴している!」(宇川直宏)。 別刷付録栞より:

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    irureme 2013/06/11
    〈学習団〉1・20総括/ドゥルッティ部隊は死なず
  • 熊野純彦訳『純粋理性批判』全一巻、ついに発売! | URGT-B(ウラゲツブログ)

    純粋理性批判 イマヌエル・カント著 熊野純彦訳 作品社 2012年1月 体8,000円 A5判上製函入866頁 ISBN978-4-86182-358-9 帯文より:理性の働きとその限界を明確にし、近代哲学の源泉となったカントの主著。厳密な校訂とわかりやすさを両立する待望の新訳。 文より:ひとが学びうるのは、ただ哲学することのみである。すなわち、理性の才能を、その普遍的原理を遵守しながら、目のまえにある或る種の試行にそくして訓練することだけである。それでもつねに留保されているものがある。そのようなこころみ自身をその源泉について探求し、確証し、あるいは拒否する、理性の権利なのである。 ★第三週発売済。底はマイナー社の哲学文庫版(シュミット版)。中山元訳『純理』全7巻(光文社古典新訳文庫)が完結したのとほぼ同時期の、新訳全一巻の刊行です。税込8,400円は高い、とお思いになる方もおられ

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    irureme 2013/04/17
  • まもなく発売:2012年1月第5週~2月第1週の新刊2点 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    陰謀のスペクタクル――〈覚醒〉をめぐる映画論的考察 吉光宏(1961-)著 以文社 2012年2月 体2,500円 46判上製288頁 ISBN978-4-7531-0298-3 帯文より:なぜ陰謀論は消えないのか? 陰謀論の限界と可能性を原理的=映画論的に考察し、「シニシズムの物語」の戦略を徹底的に読み砕く。映画アメリカ・民主主義・市場への根源的分析から「闘争の時代」の幕開けを告げる、新たなる時代の批評の誕生。 文より:どれだけ批判され、それだけ冷淡にあしらわれても陰謀論が消滅しないのは、陰謀論に内在するユートピア的契機のためである。〔…〕陰謀があるから覚醒しなければならないのではない。覚醒への欲求が高まり集団的に共有されることで、陰謀の幻影が立ち現われるのだ。(118頁) 目次: 序にかえて 1 陰謀とイメージ 陰謀論とはなにか イメージの陰謀 冷戦と陰謀 二元論の崩壊 陰謀と

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    irureme 2012/02/02
  • 弊社出版物の著者や訳者の方々の最近の御活躍 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    ★ジョルジョ・アガンベンさん(『アウシュヴィッツの残りのもの』『バートルビー』『涜神』『思考の潜勢力』著者) さる九月に、イタリアのヴィチェンツァに所在する出版社ネリ・ポッツァから「ホモ・サケル」第四部第一分冊となる『至高の貧しさ――修道院の規律と生のかたち』が刊行されました(Altissima povertà: Regole monastiche e forma di vita, Neri Pozza, 2011)。同書は早くも同月にフランス語訳が出版されています(De la très haute pauvreté: Règles et forme de vie, Rivages, 2011)。ジョエル・ゲローJoël Gayraudによる仏訳。「ホモ・サケル」シリーズでは『例外状態』や『言語の秘跡』を訳しています。ここでシリーズについてもう一度おさらいします。 ◎アガンベン「ホモ・サケ

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    irureme 2011/12/17
    ◎アガンベン「ホモ・サケル」シリーズ
  • 25日付「週刊読書人」に小泉義之さんによるアガンベン評 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    書評専門週刊紙である「週刊読書人」の11月25日付の号に、立命館大学教授の小泉義之さんによる長文のアガンベン評「「来たるべき世代の政治的課題」を示す――現代フランス哲学思想の最良の批判者にして遺産継承者」が掲載されました。岩波書店の『残りの時』と、弊社刊の『バートルビー』および『涜神』の、合計三冊をまとめて書評してくださっています。 「アガンベンは一級の学者である。引き合いに出す失礼を許していただきたいが、坂部恵・丹生谷貴志・田崎英明の三氏をあわせて三で割った人というのが、私にとってのアガンベンのイメージである。アガンベンは、古代ギリシア哲学や近代ドイツ観念論に匹敵する現代フランス哲学思想、これの最良の批判者であり、遺産継承者である。」 「アガンベンは、その例外状況論だけが、狭隘な政治主義的観点から取り上げられがちである。しかし、アガンベンの書物には遥かに深いものがある。メシア的な残りの時

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    irureme 2010/05/13
    2005.11
  • 『ドゥルーズ――没後10年、入門のために』河出書房新社 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    河出書房新社さんの「道の手帖」シリーズの1冊として、『ドゥルーズ――没後10年、入門のために』が刊行されました。対談やインタビュー、ブックガイドなど盛りだくさんな一冊です。 05年10月刊 A5判並製192頁 体1500円 ISBN4-309-74005-7 目次: 【レクチャー】 「はじめての読者のためのドゥルーズ哲学入門」松潤一郎 【ドゥルーズ完全著作解題】 『経験論と主体性』『ニーチェと哲学』『カントの批判哲学』・・・大山載吉 『ベルクソンの哲学』『シネマ 1・2』・・・大原理志 『プルーストとシーニュ』・・・小一原健 『マゾッホとサド』『アンチ・オイディプス』『ペリクレスとヴェルディ』『批評と臨床』・・・松潤一郎 『差異と反復』・・・毬藻充 『スピノザと表現の問題』『ドゥルーズの思想』・・・江川隆男 『意味の論理学』『重合』『消尽したもの』・・・長島確 『カフカ』・・・福井麻

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    irureme 2010/04/27
  • ダニエル・ヘラー-ローゼン著『エコラリアス――言語の忘却について』 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    アガンベンの英訳者として知られている俊英ダニエル・ヘラー-ローゼンDaniel Heller-Roazenの第2作『エコラリアス――言語の忘却について(Echolalias: On Forgetting of Language)』がゾーン・ブックスの1冊として今春刊行されました。第1作『運命の女神の様々な顔――『薔薇物語』と偶然性の詩学』は2003年にジョンズ・ホプキンス大学出版から出版されています。 エコラリアスとは何でしょうか。ラテン語でechoは山彦、laliaはお喋りのことですが、心理学で言う「エコラリア」は、反響的言語模倣、つまり他人の言葉の無意識的な反復を意味します。簡単に言うと「オウム返し」のこと。ヘラー-ローゼンの関心は、前作もそうでしたが、言語や言語活動に向けられています。 個々人の次元であれ、共同体の次元であれ、そこには言語活動の持続と消滅がある。人間は言語を持つ動物で

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    irureme 2010/02/14
  • 廣瀬純氏選書フェア&トークショー@ジュンク堂書店京都BAL店 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    ジュンク堂書店京都BAL店で行われる廣瀬純氏選書フェア&トークショーについてご案内いたします。皆さまのご来店・ご来場をお待ちしております。 ◎「創造せよ!プロにまかせるな!――新鋭の思想家・廣瀬純が選ぶ人文書フェア」 万国の「普通の人」たちよ、創造せよ! パワーポイントを駆使するプレゼン屋どもの時代は終わった。新鋭の思想家 廣瀬純が、哲学、文学、歴史映画音楽料理など、さまざまな領域を横断して、生活のただなかに創造行為を取り入れる基礎体力アップのための、人文書を紹介します。廣瀬氏が選書のために書き下ろしたコメント付きのパンフレットを、フェア棚に常置。同時に、映画雑誌「nobody」のバックナンバーを、関西で初めて展示&販売いたします。さらに、「nobody」編集長の結城秀勇氏とのトークショーもあり! ご来店をお待ちしております。 廣瀬純(Hirose Jun):1971年生。龍谷大学経

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  • 廣瀬純レクチャー「革命の慎みについて」@ GRL Kyoto Base | URGT-B(ウラゲツブログ)

    弊社より共著『闘争のアサンブレア』や共訳『芸術とマルチチュード』を刊行している廣瀬純さんのトークイベントが以下の通り開催されます。皆様のご来場をお待ちしております。 *** アーティストユニットGraffiti Research Labを招き、12日間に渡ってGraffiti Research Lab Kyotoと題した一連のイベント(レクチャー、ワークショップ、公共空間でのパフォーマンス)が、GRL Kyoto Baseにて開催されます。メディアアート、アクティビズム、アーバニズム、フリーテクノロジーをまたいだ彼らの活動を紹介することで、都市空間における公共空間のあり方を問い、そこに住む人が主体的に都市を遊び、生きた空間/自分たちの空間として捉え直すことを目的としています。イベントの詳細はこちら。 そのイベントの一環で、廣瀬純さんを講師に招き「革命の慎みについて」というレクチャーを実施し

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  • ブランショ『書物の不在』第二版 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    書物の不在 第二版 モーリス・ブランショ著 中山元訳 ジャンル:人文/現代思想/フランス文学批評 刊行年月:2009.2.17. 46判上製カバー装88頁 体価格2,500円 ISBN:978-4-901477-44-4 著者七回忌(09年2月20日)記念出版。生誕百周年記念の初版限定800部(2007年9月刊行)は発売と同時に版元品切になり、再刊を望む声が多かったため、七回忌を迎える今回、造・装丁をさらに変更して、第二版限定1000部として刊行する。 晩期ブランショにおける評論活動の頂点となる最重要論考を1969年の初出誌版より初邦訳。書くこと、書物、作品、法をめぐる思惟の極北。著者最大の評論集『終わりなき対話』の末尾におかれた同論考の単行版との異同を付す。 原著:Maurice Blanchot, "L'absence de livre" in L'Ephemere, no.1

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    irureme 2009/02/17
  • 注目新刊:ブランショ『アミナダブ』、書肆心水より | URGT-B(ウラゲツブログ)

    集英社版『世界の文学』第12巻「ブランショ/グラック」(78年)や、『筑摩世界文學大系』第82巻「ベケット/ブランショ」(82年初版、99年再刊)などでしか読めなかったブランショの長篇小説「アミナダブ」(清水徹訳)がついに全面改訳されて、先月末に単行化されました。 アミナダブ モーリス・ブランショ(1907-2003):著 清水徹(1931-):訳 書肆心水 08年10月 体4,200円 A5判上製336頁 ISBN978-4-902854-51-0 ■帯文より:トマ、彷徨するエクリチュール。同一性と類似性、〈何〉の問いと〈誰〉の問い。近づくほどに遠ざかる、言葉と言う深さの無い秘密。バタイユが、フーコーが、デリダが共振するブランショの言語芸術。あたかも一つの夢の顛末が克明に文字と化したかのような、異様な筆力の痕跡。 ■原書:AMINADAB, Paris: Gallimard, 194

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    irureme 2008/11/11
  • ネグリ講演集と「情況」特集号 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    "Movimenti nell'impero"(2006, Raffaello Cortina Editore)の抄訳として『アントニオ・ネグリ講演集』全2巻がちくま学芸文庫から出版されました。弊社で刊行しているアガンベンの訳書を手がけられた上村忠男さんと堤康徳さんが関わっておられます。 『アントニオ・ネグリ講演集(上下)』 アントニオ・ネグリ:著 上村忠男:監訳 堤康徳+中村勝己:訳 ちくま学芸文庫 07年8月 各924円 223頁/217頁 ISBN:978-4-480-09094-2/978-4-480-09095-9 上巻の「〈帝国〉とその彼方」には、以下の講演が収録されています。 ■第一部 〈帝国〉とその彼方:「〈帝国〉とその彼方、アポリアと矛盾」、「〈帝国〉のための公理体系」、「〈帝国〉のなかのユートピアと抵抗」、「〈帝国〉と市民権」、「〈帝国〉の移動を生きる――闘争するために

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    irureme 2008/01/19
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