カリコー・カタリン(Karikó Katalin, [ˈkɒrikoː ˌkɒtɒlin], 1955年1月17日 - )は、アメリカ合衆国在住のハンガリー人生化学者。ビオンテック上席副社長。RNAの修飾機構を専門とし、ガラス管内で修飾させたmRNAを用いて蛋白質療法への応用を研究する。RNARx社の共同創業者でCEOを務め(2006年–2013年[1])、2013年よりビオンテックの重役を歴任し上級副社長(Senior Vice President)、またペンシルベニア大学の非常勤准教授職(客員教授)にある[1][2]。 ハンガリーとアメリカの二重国籍(アメリカ籍は1999年に取得)[注釈 1]。ハンガリーのソルノク県(現在のヤース・ナジクン・ソルノク県)ソルノク市出身。姓は「カリコー」と伸ばすが日本では英語からカリコと短母音で表記したり[3]、名前のカタリンを英語風にケイトと表記したり