イスラエルはガザ地区の最も南にあり、多くの避難民が逃れているラファにも軍を進める構えを示していて、国連やこれまでイスラエル寄りの姿勢を示してきたドイツのような国からも、人道危機がさらに深まりかねないと懸念する声が強まっています。 イスラエルのガラント国防相は1日、ガザ地区南部のハンユニスを訪れ「ハンユニスでの目標は達成しつつある。われわれはラファにも到達し脅威となるテロ勢力を排除する」と述べ、さらに南のラファへも軍を進める構えを示しました。 こうした中、中東の衛星テレビ局アルジャジーラは、イスラエル軍がラファを砲撃し、28人が死亡したと3日、伝えました。 エジプトと接しガザ地区で最も南にあるラファの人口はもともと27万人余りでしたが、イスラエル軍の攻撃を受けて、北部や中部から大勢の住民が逃れてきたために、今では100万人以上が密集しているとされています。 ガラント国防相の発言を受け、OCH
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