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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/kurokuragawa (6)

  • 死刑をパフォーマンスにする人たち - 玄倉川の岸辺

    まったく呆れるばかりだ。 千葉法相の「駆け込み死刑執行」が馬鹿げているのはもちろんだが、それに対する「死刑存続派の」批判が輪をかけてひどい。 死刑執行、落選法相続投への批判かわす狙い? : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 千葉法相が28日、昨年9月の就任以来一度も行ってこなかった死刑執行に突然踏み切ったことについては、野党などから「30日に召集される臨時国会を控え、参院選で落選した千葉氏を続投させた菅首相への批判をかわす狙いがあるのではないか」との見方も出ている。 【視点】人の死に「政治的演出」 千葉法相の死刑執行命令 (1/2ページ) - MSN産経ニュース 28日に就任後初めて死刑執行に踏み切った千葉景子法相は、死刑制度反対論者として知られてきた。27日にも「死刑は大変重い刑」と死刑に慎重姿勢を強調していたが、実は死刑執行の命令書に署名したのは24日のことだった。法

    死刑をパフォーマンスにする人たち - 玄倉川の岸辺
  • 「はやぶさ」と「はやぶさたん」 - 玄倉川の岸辺

    小惑星探査機「はやぶさ」がついに帰還した。7年間、60億Km(地球―太陽間の40倍)という長い長い旅の終わり。 アポロ計画以来、約40年ぶりにアメリカの彗星探査機「スターダスト」による「地球に帰還した宇宙機」の到達距離記録を塗り替え、小惑星「イトカワ」への着陸を実現し、絶望的な故障を乗り越えて地球への帰還を成し遂げたJAXAの人たちはまさに英雄的だ。素晴らしい成果に一人の宇宙開発ファンとして心から感謝する。ありがとうございました、そしてお疲れ様でした。 正直言って、大気圏に突入し流星となった「はやぶさ」の写真を見ると涙が出そうになる。 だけど、あんまり「感動した」とか「泣ける」とか言いふらしたくない。別にクールな男を気取るつもりはないけれど、なんだか「マラソン中継のゴールシーンだけ見て感動する人」みたいに安直な感じがしてしまう。これまで「はやぶさ」の打ち上げや「イトカワ」への着陸、そして困

    「はやぶさ」と「はやぶさたん」 - 玄倉川の岸辺
  • 「在留特別許可」雑感 - 玄倉川の岸辺

    2ちゃんねるニュース速報+の「在留特別許可」スレッドを見て思ったことをいくつか書いてみる。 「在留特別許可違法論」については前にも書いたのでくりかえさない。「違法論」が成り立たない説明をseijigakutoさんがわかりやすく書いてくださっているのでぜひお読みください。 色々と誤解やミスリードがあるので、簡単に書いておきます。:seijigakuto - はてなハイク さて、問題の2ちゃんねる「世論」はこちら。 (cache) 【社会】最高裁で国外退去が確定した奈良の中国人姉妹に千葉景子法相は在留特別許可出す 私の感想は例によってまとまりがないので箇条書きにする。 ■ 「人治国家」ってどういう意味? 在留特別許可を強く批判する人たちが好む表現が「三権分立の崩壊、法治国家の終わり」とか「人治国家の始まりです」といったコケ脅しだ。前者は知識不足による思い込みだが、「人治国家」を持ち出すやり方は

    「在留特別許可」雑感 - 玄倉川の岸辺
  • 個人的痛みとしての「セクハラ被害」と社会的問題としての「セクハラ論」 - 玄倉川の岸辺

    バレンタインデーに「はてなブックマーク」界隈で盛り上がったのは、甘くて苦いチョコレートの受け渡し問題   …ではなくて、セクシャル・ハラスメントの話題だった。なんとも無粋な話ではある。 発端となった記事はこれ。 id:ekken さん、性的いやがらせはやめてください(再追記アリ - 鰤端末鉄野菜 Brittys Wake はてなブックマーク - id:ekken さん、性的いやがらせはやめてください(追記アリ - 鰤端末鉄野菜 Brittys Wake 関連記事はコメントが並んでいる下にある「このエントリーを含むエントリー」「このエントリーを含む日記」をたどってください。 中島義道の影響なのか、それとも以前からそうだったのかわからないが、このごろ私は「個人的な価値観」「自分自身の好き嫌い」「体験・肉体と思考の不可分性」といったことにこだわっている。たとえば何か事件や問題が起きたとき「自分は

    個人的痛みとしての「セクハラ被害」と社会的問題としての「セクハラ論」 - 玄倉川の岸辺
    islecape
    islecape 2009/02/17
    id:morphine57 男性が被害を訴えるような女性と仕事をしたがらないから、女性は告発するべきでないというのですか?
  • 定額給付金を支持します(あるいは給付金ボイコット宣言の勧め) - 玄倉川の岸辺

    これまで何度か定額給付金問題について書いてきた。 いや、正確には「閣僚の定額給付金受け取りを問題にする愚かさ」と「定額給付金の世間での評判」について書いたけれど、考えてみれば私自身が定額給付金という政策について賛成か反対か立場をはっきりさせてなかった。 これまでの記事を読んでくださった方はだいたいお分かりだとは思うが、私は定額給付金について「どちらかといえば賛成」である。当は「経済知識、判断力がないのでわかりません」なのだが、マスコミや世論の頑なな反対・嫌悪ぶりを見ていて「ちょっと違うんじゃないか」と思うことが多く、いつのまにか賛成寄りになった。 ネットを見渡すと反対派よりも容認・賛成派のほうに「経済がわかっていそうな人」が多いように見える。私自身が「まったくわかってない人」なのでこの判断はすこぶるあやしいものだが。 とはいえ、田中秀臣さんが「僕は給付金を止めることには反対してもいい。」

    定額給付金を支持します(あるいは給付金ボイコット宣言の勧め) - 玄倉川の岸辺
    islecape
    islecape 2009/01/14
    「はっきり言ってあまりにもヘナチョコで情けない」とまで言いきってよいのかどうか。
  • 「派遣村」叩きに日本の国民性を思う - 玄倉川の岸辺

    少し前の番組になるが、去年12月21日に放送された「サイエンスZERO」がとても興味深かった。 人間性とは何か、信頼や満足感はどこから生まれるのか。わかったつもりでいたけれど実はほとんど知らないのだと気付かせてくれた。 「シリーズ・ヒトの謎に迫る」第3回は、さまざまな工夫を凝らした実験で「心の正体」を探る社会心理学の最前線を見る。プレゼンターは北海道大学の山岸俊男教授。「なぜ実験で心がわかる?」という質問に、山岸教授は「心と意識は別もの。ヒトの心は人にもよくわからない。実験なしに知ることは不可能」と言い切る。山岸教授の研究チームが実施する実験は、たとえば「独裁者ゲーム」と呼ばれるもの。二人組の一方に「ふたりで分けなさい」とお金を預けたとき、どのような割合で分けるかを大勢に試して統計を取る。その結果、独り占めする人はほとんどおらず、意外に均等に分ける人が多いことがわかる。それはなぜか?その

    「派遣村」叩きに日本の国民性を思う - 玄倉川の岸辺
    islecape
    islecape 2009/01/07
    あるいは、彼らはいつか自らが叩いた人たちのような境遇に陥るかもしれない。もちろんそんな彼らが自ら過去の匿名の言動を公言することはないだろうが、しかしいずれにせよ手を差し伸べる人はいると思う。
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